日足ブレイク手法解説
皆さんこんにちは。
今回は手法というほどでもない、トレーダーの誰もが通る（かも知れない）日足ブレイク手法について、簡単に解説します。
手法やインジをあれこれ取り入れて裁量迷子になっている初心者の方は是非読んでみてください。
※下記は全てXMTradingのチャートを元に解説しています
※日足ブレイク手法とは
前日日足の高値と安値に引いた水平線を基準にトレードする方法です。
トレンド発生やトレンド転換そのものですので、注文のタイミングがとても分かりやすく、やり方によっては中々の勝率を叩き出す可能性があります。
まず最初にすること
朝の市場が動き出す前に、前日日足の高値と安値に水平線を引きます。
朝一にする理由は、夜更かしせず規則正しい生活をしていただきたいのと、1日相場に向き合う前の心構えをしっかり持って頂きたいと考えるからです。
それは冗談として
前日大きいトレンドになった翌朝は、オセアニア勢が勢いを引き継ぐ傾向がありますので、朝一のトレンドに乗れる可能性があるからです。
水平線を引いたらあとは5分足チャートに切り替えて、上下どちらかの線に価格が到達するのを待って、条件が揃えば注文です。
買い注文の条件
①前ローソク足と今足の安値が、前日高値を上抜けてる陽線確定で買い注文
②前ローソク足が前日安値と同じか下回った後、終値が安値よりも上にある陽線確定、更に今足の安値が前日安値を上抜けてる陽線確定で買い注文
売り注文の条件
③前ローソク足と今足の高値が、前日安値を下抜けてる陰線確定で売り注文
④前ローソク足が前日高値と同じか上回った後、終値が高値よりも下にある陰線確定、更に今足の高値が前日高値を下抜けてる陰線確定で売り注文
注文の条件は上記4点です
①と③はブレイクアウト、②と④はブレイクできずに反発ですね。
どの確定足も実態80%以上が好ましく、陽線の場合は下髭、陰線の場合は上髭でしたら条件内です。（髭がやたらと長いのは対象外ですよ）
どの条件もローソク足の形や並びのパターンを覚えるのも大事です。
※補足
①～④の条件だけで即注文、ではありません。
テストはそれで構わないのですが、当然のことながら勝率は悪いです。
トレードに大事な時間帯やトレンドの有無、テクニカルや他通貨ペアとの相関など、当然のように影響します。
以下は私がこの手法で実際にトレードする時に狙ったり気を付けたり気にしている部分です。
約半年間検証しまして、直近3週間リアル口座でトレードしています。
基本的には10pipsの値幅を素早く取るトレードです。
※勝率めちゃくちゃ高いです。
Myfxbookに登録したのですが何故か未だに反映されずで・・
①と③
一番の狙い目は、その日最初のブレイクです。
前述にもある通り、前日に大きいトレンドが発生した次の日の早朝にブレイクした場合、一旦は大きく動く事がありますので、値幅も大きく取れることがあり、特に狙い目です。
指標発表時も大チャンスです。
指標で一気にブレイクする時は、急いで注文を入れる事もあります。
後は各市場の開場前など、毎日相場が動く時間帯もチャンスがあります。
②と④
その日最初のブレイクチャレンジの跳ね返りは、その後レンジになる事が多いので、他の根拠と重ならない限り、あまり狙いません。
ブレイクした後、戻って来て水平線にタッチする時を狙います。
一度ブレイクすると、次はその価格帯がレジサポに転換する可能性が高いからです。
但しここをまた抜けた場合は、レンジになる事が多いので、反発せず抜けてしまったら、そこは触らず次のトレンドを待ちます。
1日に何度もチャンスはありません。
レンジの時に水平線を跨いで動く時に手を出すと、値幅が取れずに損切りの連続になる可能性がありますので注意が必要です。
監視通貨はドル円、ユロ円、ポン円、フラン円、ゴールドで、ひとつのMT4に全て表示させています。
ゴールド以外は同じような動きをしますので、色んな目安になります。
例えばドル円が急に動いた場合、他の通貨ペアが動かなかったら、ドル円はすぐ戻って来るだろうとか、ゴールドを売る時に他が逆行で動き出せば積極的にいけるなどで、より根拠の濃い時だけを狙います。
注文後逆行しても他通貨が巡行していれば、1度だけナンピンする事もあります。
通貨ペアはどれでも対応可能ですのでお好みで選んでください。
違うモニターにもチャートを表示させてRSIのシグナルを根拠の一つにしています。
買われすぎ売られ過ぎのサインの逆張りとブレイクが一致してる場合は自信を持って注文を入れています。
当然の事ながら1日中モニターを監視出来ませんので、インジケーターを導入して、水平線タッチでスマホに通知が届くようにもしています。
インジケーターは、FXキーストンさんが無料配布されてるのをよく使います。
面白いインジが沢山あるので是非覗いてみてください。
以上が日足ブレイク手法の解説です。
簡単な手法ですが、実は奥が深く、自分の得意な手法と組み合わせられる楽しさや、勝率を上げる方法が無数にある柔軟さも魅力だとおもいます。
この解説が少しでも皆さんのお役に立てることを願っています。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。
それではこれからも良いトレードライフを！
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