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この1年のこと

2019年、あれだけ活発にTwitterを使い
West Endだ!居酒屋だ!雲丹を食べ尽くす会だ!
なんて仕事の合間にイベントをやりまくっていた僕がTwitterから消え、イベントを開催しなくなってから早1年が経ちました。
僕は本当に恵まれているなぁと思ったのは、この1年の間に本当にたくさんの方が「どうしたの?」「何かあった?」と連絡をくださったことです。

この1年の中、かなり気持ちが沈んでいる時期もあって、連絡をくださった方に連絡を返せなかったり(本当にすみません)
前田大丈夫なのか?とご心配もかけてしまい(本当に本当にすみません)

色々と落ち着いて、noteに書き散らかすことはできるようになったので、とりあえず言葉にしてこの1年を供養したいと思います。

ちなみに時系列ではないです。それでは。

お金のための仕事で病む

半年間くらい、お金のために仕事をしなければいけない状況の時がありました。(家庭のトラブルで)
これまでの僕はあんまり仕事を仕事と思ったことがなくて、その日のお客様に最高の時間を過ごしていただくこと、そのために楽しんで料理・サービスをすることだけを考えて働いていました。
それは正社員で働いていた時も、フリーランスになってからも同じです。

しかし、”お金のための仕事”をしなければいけなくなりました。
それは僕が想像していた以上に苦しいもので、胃が痛くなるくらいのストレスを与えてくるものでした。

ぶっちゃけお金は結構稼げました。そのおかげで発生していたトラブルは乗り切ることができたのでよかったのですが、代償も大きかったです。

”お金のための仕事”をしている時、自分が少しずつ削られているような、そんな感覚がありました。
今まで大切にしてきたものを、僕を大切にしてくださった人たちを、これからの夢を目標を、ゴリゴリ、ゴリゴリと削られているような感覚。

自分から少しずつ元気がなくなっていくのが分かったし、自分からモチベーションが漏れていくのが分かりました。

結果として病みました。


自分以外に向けられる悪意に病む

昔からメンタルが異常に強く、所謂パワハラだったりへの耐性はある方だと思います。
そもそも僕の場合はすぐ反論・反発しちゃうし、自分の意見をゴリッゴリに主張してしまうので、あんまり可愛い後輩にはなれていなかったでしょう、、、笑

ただそんな僕を一撃で病ませることができる方法があったのです。これは僕も初めて知りました。

それは僕以外の同年代(同い年・年下)がパワハラ・悪意の被害にあっている時です。
試しに僕と同じ環境で働いている同年代のスタッフにパワハラしてみてください。恐らく速攻で僕が病みます。

永遠に人格否定、フラフラになるまで働かせる、指示も指導もせず責任を若いスタッフへ。
これらの全て、僕には1ミリも降りかかってこなかったです。ですが。

徐々に胃もたれのような不快感が蓄積されていきました。
最初は「ん?何だろうなんか気持ち悪いな」くらいだったものが、少しずつ大きくなっていき、ある日プツっと切れました。

今まで「レストラン大好き!最高!」と心の底から思って生きてきたけれど、それは勘違いだったんだなと思い知ることになりました。
僕はたまたま素晴らしい、心の底から大好き!最高!と思えるレストランに出会えていただけなんだと。

キラキラ輝いて見えていたレストランというイメージは完全に灰色に塗りつぶされ、僕が好きなものではなくなってしまいました。

結果として病みました。


厨房に立っていないことで病む

趣味は?特技は?仕事は?
聞かれることって意外と多いですよね。僕の場合は簡単です。
全部料理!です。

これ多分料理やってる人に割と多いんじゃないかな?と思います。

これまで楽しんで料理を、調理技術や知識が向上することに喜びを、厨房でお金を稼いできた僕は、フリーランスとして仕事をする中で厨房に立っていないことに猛烈な不安を抱きました。
究極、「厨房で料理を作っていない自分には存在価値は無いんじゃないか」レベルまで不安は大きくなりました。

僕にとって厨房で料理を作っていることは、趣味・特技・仕事であり、さらに自分の存在を感じられる、それだけで自己肯定感が爆上がりするという行為だったのです。
厨房に立てていない、そう。

結果として病みました。


んじゃ今はどうなん?

はい、こんな感じでね、病み倒していた1年だった訳なのですが(これで前厄ですよ?今年の本厄はどうなっちゃうのか怖すぎます)
今のお前はどうなんだ?と前田はまだ病んだままなのか?って疑問に思った方も多いでしょう。お答えします。

めちゃめちゃ元気です!自己肯定感鬼です、かなり希望しかないです、あとちゃんと幸せです。

「よかった!よかったよ!前田はもう元気なんだね!よかったよ〜!」と皆さん思ってくださることでしょう。
僕もそう思いますし、本当にかなり沈んでいたのでよくここまで持ち直したなと思います。よく頑張った俺。

今こうやって元気になって振り返ると、どれも大変ではあったし遠回りではあったと思うけど、おかげでかなり幅広い仕事・体験をすることができたのでよかったかなと思います。
全部血肉にして、これからまたガンガンと突き進んでいきます。

迷惑かけて、心配かけて、見捨てないでいてくださった皆さま。
仕事を任せてくださった、紹介してくださった皆さま。
そのほか多くの皆さまに恩返しできるように、前田これからも頑張っていきます!

ワガママなお願いですが、これからまた応援してください!
よろしくお願いします!

令和3年2月1日 前田将之助


おまけ!

ここからはおまけです。
もし今少し沈んでいるな、ちょっと疲れちゃったな、そんな風に思っていたらぜひ読んで欲しいです。
僕がかなり自己肯定感を取り戻すきっかけになったことです。


書いてきた通り、かなり病み倒していた僕ですが、そんな僕を支えてくれたひとつのスポーツを紹介します。
それは、、、



ダーツです!!!!

僕が後半調子を取り戻すのに、もっとも活躍してくれたと言っても過言ではありません。
前田の復活にダーツは必要不可欠なスポーツでした。
10月からは週4-5で投げてます。周りからは料理人を辞めてダーツのプロでも目指してるんか?と言われるくらいハマってます。
そんなダーツに狂った僕が、元気のないあなたにダーツの良いところを教えましょう。

メンタルの調子を戻すのになぜいいのか?

 ・投げるだけなので誰でも今すぐにできる
  (簡単に運動ができる)
 ・レーティングというシステムで自分の実力が数字で分かる
  (成長を数字で実感することにより自己肯定感が上がる)
 ・準備するものが無いので簡単に続けることができる
  (必要なのはダーツだけ、服装も何でもいい)

とりあえずおまけなので細かい理由は省略しますが、まじでダーツおすすめです。
今度ダーツがおすすめな理由についても、長々とnote書こうと思っています笑

これを読んだダーツが好きな人、やってみたいと思った人、是非一緒に行きましょう!
僕もまだ全然上手くないですが、死ぬほどハマってます!



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