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加速進化症候群

寄せ植えの入れ替えをした。
秋色の班模様の葉物を沢山入れた。

かわいい

季節の変わり目は自分で作る。
早く来い、秋。
もう夏はいいよ。
いっそツリーとか出しちゃおうかな。

カーテンを洗った。
タオルケットも洗った。
清々しいも自分で作る。
風が強い。

ポスターのセンスよ

『クライムズ・オブ・ザ・フューチャー』を観た。デヴィッド・クローネンバーグの新作だ。
いつか映画館を作ったら、デヴィッド・リンチとデヴィッド・クローネンバーグの映画を交互に流す上映会をやりたい。「ふたりのデヴィッド」と冠して。
と思うくらいには割と好きな監督だ。

『クライムズ・オブ・ザ・フューチャー』は、直訳すると『未来の犯罪』だ。
臓器移植が出来なかった時代には、臓器売買という犯罪は無かったし、インターネットが存在しなかった時代には、サイバー犯罪も存在しなかった。
人類の進化や文明の発達により、あらたな犯罪が発生しうる。
それを恐れ、未然に防ごうとする国家側と、革命的に人類の進化を進めようとする組織との対立。
……かなぁ。
うーん。
大筋はそうなんだけど、無限に臓器を体内で作りだす男と、それを摘出し続ける女を延々見せられる、というただのエログロ耽美ショー、っていう内容です。
身体中、耳だらけの人が踊ったりします。
シュール。

人の感想を読むと、ラストの解釈が色々あって面白いなぁ、と思った。
自分はあの終わり方に、「絶望」より「救済」を感じた。

痛みを感じないよう進化した人類というのはどんなもんだろう。
痛みとは、なんのためにあるのだろう。
様々な痛みと共に日々暮らすわたしたちにとって、痛みのない世界は「安心」だろうか。
「不安」だろうか。

人類の進化は必ずしも良い方向へ進んでいるとは限らない、というような事を監督は話していたようだが、それにしても、人類がプラスチックを消化できる内蔵に進化する未来はどうかな。来るかな。どうだろう。うーむ。

情報量が多いので集中してみないと置いてかれますよね。
早い時間にみれてよかった。
雨の日の休日の午前中などにちょうどよいかも。

それにしても、画面上で終始蝿が五月蝿かったのはなんだろう?
あれかな?ザ・フライを示唆しているのかな?
(ザ・フライもクローネンバーグ監督の作品なので)

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