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【北海道移住】に想う事

私は元々生まれも育ちも北海道北見市なのですが、20歳の時に北海道を離れ、それから25年ほど東京近郊で生活していました。その後、札幌に移住して3年ほど経過したため、今回の札幌への移住(Uターン)を通じて想う事を話していきたい。

通勤時間が短くなった

満員電車

まず劇的に変化したのは通勤時間。東京では短くても1時間、長い時は2時間弱ほど通勤に時間を費やしていた。現在の札幌では、家を出てから会社に着くまで、長く見積もっても20分程度。もちろん住む環境によってこの時間は前後するだろうが、そもそも地下鉄に乗っている時間が全然違う。

東京近郊の3県(神奈川・埼玉・千葉)の平均通勤時間を調べてみたところ、片道およそ50分程度らしい。これに対し、北海道民の平均通勤時間は20.2分という結果。東京近郊の半分以下。満員電車に長い間揺られていた生活が、今ではまるで嘘みたいだ。

車の利用価値が変わった

もう一つ劇的に変わったのが車。東京では、必要最低限しか車を利用していなかった。理由は道路の混雑だ。東京では、どこに出かけても渋滞に出くわす。はっきり言って車を出すのが面倒に感じていた。どちらにも良し悪しがあるが、移動だけなら電車で移動した方がずっと効率が良いのだ。

北海道でのドライブは楽しい!

しかし、北海道では事情が全く異なる。もちろん人口の多い札幌市周辺では車の量も多いが、渋滞はさほど無い。また郊外に出れば、渋滞どころか他の車に出くわさない事もしばしば。はっきり言ってドライブが楽しいのだ。さらに、北海道にはたくさんの大自然と美味しい食べ物がある。北海道は1年の半分近く(11月~4月)が冬だが、冬のドライブも慣れればとっても楽しい。今ではドライブがすっかり趣味になってしまった。

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とにかく食べ物が美味し過ぎる・・・

北海道と言えば、美味しい食べ物を真っ先に思い浮かべる方も多いと思うが、まさにその通り。北海道に住んている時は何とも思ってなかったのだが、改めて移住してみると北海道の食べ物の美味しさを改めて実感した。

積丹のウニは絶品!

夏が近くなると、積丹半島まで美味しい「ウニ丼」を食べに行くのだが、これが本当に絶品。私は元々ウニはさほど好きでななかったのだが、これを食べて大好きになってしまった。札幌から車で片道2時間はかかる。しかし、それでも行く価値があると思う。恐らく今後も毎年食べに行くと思う。北海道で観光に来たならば、是非食べて欲しい一品だ。

ウニ丼

美しい自然がたくさんある

札幌を少し離れれば、北海道には雄大な自然がたくさんある。四季の移り変わりもはっきりしているため、季節が変わればまた違った世界を見られる。紅葉も素晴らしいが、私は冬が好きな人間だ。雪に包まれた北海道の山々や大自然は息を吞む美しさ。これを気軽に観に行けるのは本当にありがたい。

大雪山

移住のデメリット

移住にデメリットがあるとすれば「仕事」ですかね。基本的には新しく仕事を探す必要があると思うので、タイミングが大事かも知れない。他にデメリットを探したが、あとは「冬は寒い」という事。確かに寒い日はマイナス10度を超えるし地域によってはもっと寒い。寒さに弱い人は、移住先として北海道は向かないかも知れない。

あともう一つ、これをデメリットと言って良いか分からないが、「外国人観光客がやたら多い」のが気になった。北海道が観光地として人気なのは分かるが、それにしても多いと感じる。これでは、かえって日本人観光客が減るのではないか、と懸念を覚えるほど。数ある国から日本を選んで来てくれた人たちを悪く言うつもりは無いが、人によっては気になるかも知れない。

まとめ

私のように都会での生活が長い人ほど、田舎暮らしに憧れる人も居るかと思い、自分の例を紹介させてもらった。札幌は地方とはいえ都会なので参考にはならないかも知れないが、長い人生の中で「移住」は一つの選択肢としてあっても良いと思うので、是非参考にして頂ければと思う。

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