見出し画像

海外ドラマ【ブラック・ミラー】風刺の効いた絶妙なSF設定ドラマ

最終更新日:2022年5月15日

皆さんこんにちわ!今回は、異色の海外ドラマである「ブラック・ミラー」をご紹介します。

「ブラック・ミラー」とは、2011年から放送されている英国のテレビドラマシリーズです。

新しいテクノロジーがもたらす予期せぬ社会変化を描した、ややダークで風刺的なSF系のドラマです。

エピソードは1話完結で、異なる現代や近未来が舞台。全体的に内容は重く、ダークな雰囲気の物語が多いです。大人向けの作品ですね。

現在はシーズン5まで進んでいるが、各シーズンは3話~6話と少なめ。現時点では全部で22話分を鑑賞できます。

全て独立した作品のため、どの作品から観ても全く問題ありません。そのため、気になったエピソードから見てみるのが良いでしょう。

個人的なお勧めエピソードTOP3

以下に、特に個人的に好きなエピソードを3つ紹介します。あくまでも個人的な観点からの順位付けですが、観る際の参考にしてください!

3位 宇宙船カリスター号
(シーズン4-1 上映時間 76分)

カリスタ―号l

大人気VRゲーム「インフィニティ」の開発者でありCTOのロバートは、CTOでありながら、どの社員からも馬鹿にされ惨めな思いをしていた。

ロバートは現実の憂さを晴らすために、独自に「宇宙船カリスター号」というVRゲームを秘密裏に制作。

会社でこっそり採取した社員のDNAを基にデジタルクローンを創り、ゲーム内に登場させ、圧倒的な力を持つ船長として彼らを抑圧してた。

クローンとは言え、彼らはVR上では生きており意志も記憶ある。彼らは、団結してロバートから逃れるために策略を練るが・・・。

DNAを基にデジタルクローンを創る、と言う設定が非常にユニークですね。

2位 ブラックミュージアム
(シーズン4-6 上映時間 69分)

画像2

荒野のど真ん中に、「ブラックミュージアム」という犯罪に関する展示物が集められた博物館があった。

休憩がてら、たまたまそこに立ち寄ったニッシュは、悪趣味なその展示物に嫌悪感を感じつつも、次第に興味を惹かれていく・・・。

人間の意識をデジタル化する・・・と言うテーマが根底にあります。最後には結構などんでん返しもあり、非常に楽しめる娯楽作品と言えます。

1位 サン・ジュニペロ
(シーズン3-4 上映時間 61分)

サン・ジュニペロd

1987年、とある海辺の街で知り合った内気なヨーキーと社交的なケリー。狂おしいほど惹かれ合った2人は、時間も場所も超えて互いを求めるが…。

ブラックミュージアムと同様に「人間の意識をデジタル化する」と言うテーマが根底にある作品です。

本作を観て、人間の命や価値観を深く考えさせられました。

バッドエンドが多いブラックミラー作品においては異色の作品と言えます。

本作は、第69回エミー賞でテレビムービー作品賞と、脚本賞(リミテッドシリーズ/テレビムービー部門)を受賞しているほど高評価な作品。

ちなみに、上記写真右側ケリー役の「マッケンジー・デイヴィス」さんは、雰囲気は全く違いますが「ターミネーター:ニュー・フェイト」のグレース役(以下写真)の女優さんです。

グレース
ターミネーターでは、力強い戦士役を熱演していました。

本作は、他のドラマや映画を通しても、TOP3に入るほど個人的に非常にお気に入りの作品です。

自分の意識(魂)をデータとしてクラウド上に保存(アップロード)し、仮想世界で生きていく、という事が可能な世界感が描かれています。

似たような発想の映画として「アバター」「マトリックス」、テレビゲームなら「サイコブレイク」などが思い浮かびます。

自分の肉体は滅びても、意識(魂)がクラウド上には残り続ける。一体どんな気分なのでしょうね・・・。

興味を持たれた方は、是非鑑賞して欲しい

さて、これ以外にも様々な作品がブラック・ミラーにはあります。

どれもダークな作品が多いながらも、どの作品もSF娯楽作品としてのレベルは非常に高いと思います。

連続ドラマのように長過ぎず、かつ映画よりも短めなのでサクっと観られるのも良いですね!

ブラック・ミラーはNETFLIX独占作品のため、鑑賞するにはNETFLIXに入会する必要があるが、もしあなたがNETFLIX会員ならば、ぜひ観てみることをおすすめします!

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?