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2014東京マラソンの想い出

みなさんこんにちは!まっきーです。私は以前、東京マラソンに出場した事があったので、その時の事を簡単に記事にしたいと思います!コロナでマラソン大会も出場が難しいですが、これから挑戦したいと思っている方は参考にしてください!

思い立ったのはちょうど1年前

「来年の東京マラソン走ってみようかな」そう思ったのは、2013年の東京マラソンが開催された直後でした。何か楽しそうだし健康的だし良いかな、その程度の思い付き。その時は既に40歳を過ぎていたが、元々運動はしていたため体力にはそこそこ自信もあったんですよね。

しかし、走るには10倍近い倍率の抽せんに当選しなければなりません。しかし私は東京マラソンのスポンサーをしている会社に働いていたので「会社枠」という裏技があったんですね。なので、そこはあまり気にしていませんでした。しかし抽せんしてみると、なんと普通に当選。もちろん、倍率10倍を超えてましたからラッキーでした。会社枠無い人ごめんなさい。

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1年前からトレーニング開始

東京マラソンのちょうど1年前から走り始めました。最初は10kmのランニングを週3~4程度走るように。ボクササイズで身体をかなり鍛えていたので、いきなり10km走っても問題なしでした。タイムは55分くらい。

走るのは仕事から帰ってきてからなので、ほぼ夜でした。東京は暑いので、早朝か夜走るしかないのですが、夜でも25℃を余裕で超えている日もあって、結構汗だくになります。個人的には、早朝に走る方が気持ちよかったのを覚えてます。

初めて2か月後から大会に参加

その後、4月に10kmマラソンに参加。10kmマラソンは50分を少し切るくらいのタイムでした。そして5月には初のハーフマラソンに参加。こちらはタイムは2時間くらいだったのですが、終始楽しく走る事ができて非常に楽しかったんですよね。

その後もハーフマラソンをもう2回くらい挟み、9月にはついにフルマラソンに参加するのですが、そこで鼻をへし折られました(笑)

フルマラソンの辛さを知る

ハーフマラソンまで順調に走れていたので、少し調子に乗ってたんですね。そしてフルマラソンで鼻をへし折られる事になります。完全にペース配分を誤り、30kmを超えたあたりから全く走れなくなった。完走時間は5時間10分という散々な結果でした。

ペース配分の大切さを知る

9月頃にフルマラソン初挑戦したのですが、舐めていたのかもしれません。完全にペース配分を間違えました。ハーフマラソンの延長上で考えていたので、ほぼハーフマラソンで走る時と同じくらいのペース配分で走ってしまったんですね。

ちなにみ、私はハーフマラソンだと、1kmを5:20前後で走っていました。初めてのフルマラソンの時も、これとほぼ同じペースで走ったんですね。今考えればペース配分に無理がある事が分かります。

35kmを過ぎて足が完全に止まる

当たり前ですが、フルマラソンはハーフマラソンの倍の距離を走ります。同じペースで走れる訳がないんですね。30kmを越えた頃には、私の体力は限界に近づいてました。そして35kmを越えたあたりから、完全に走れなくなったんですね。なのでゴールまでの7km少しを、ずっと歩きました。

この時のタイムは5時間10分。私の実力では、ペースが速すぎたんですね。東京マラソンまで数か月あるが、ペース配分を考える必要があると痛感しまました。でもこれは良い経験でした。

ペースは5:50を想定

その後もハーフマラソンを2回ほど出場。ハーフマラソンのタイムは1時間50分くらいになっていました。そして本番でのペースは1kmを5:50で走る事にしました。このペースで走れば4時間30分前後でゴールできる想定です。

初めは5:40で考えていたのですが、直前の走り込みに不安があったため、少し遅くする事にしました。

そして本番

当日は、スタート地点の新宿都庁前はどこも大変な人だかり。コロナ禍の今なら考えられない恐ろしい密集度です(笑)。トイレに入るのでさえ一苦労。男性でも大変なのだから、女性はもっと大変でしょうね・・・。

当日の気温は1桁台で雪もちらつくコンディションでかなり肌寒かったですね。トップランナーなら短パン半袖でしょうが、市民ランナーはそんな恰好で走ったら身体が冷えすぎてしまいます。したがって、手袋もするし重ね着もする感じでしたね。

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走り始めは・・・とにかく気持ちいい!

いよいよスタート。ただ、なんせ3万人以上が一斉に走るので、走者はグループ毎に分けられます。私はGグループあたり。もちろん早い人ほど前側、つまりAが一番早い人達、Gグループは真ん中やや後方のグループでした。これは事前申請の走破タイムで分けられます。私は4時間半くらいで申請したと思います。

ハーフに比べるとペース配分が遅いので、序盤は無理なく走れたせいもあってか、とにかく気持ちいい!って感じでした。東京都心を走り抜ける経験って初めてだし、なんか知らないけど沢山の人が応援してくれるし(笑)

とにかく、25km地点(たぶん浅草あたり)までは気持ち良く走れました。

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30km地点頃から足が重くなる

30Km超えたあたりから、少しづ足に疲労を感じ始めました。そして、その疲労感は走れば走るほど強くなっていきます。この頃から最後まで走れるのか不安になってきます。

とにかく歩かない!と心に決めてました。一度歩いてしまうと「心が折れてしまう」んですよね。35km超えたあたりから、道端には走れなくなった人たちがたくさん居ます。それを横目に、私はひたすら無心で走りました。

今はコースが変わってますが、私が走った時は豊洲のあたりを通過して、ゴールの東京ビッグサイトに向かいます。35km超えたあたりに高低差があるのが下図で分かります。この終盤の上り下りが、かなりキツかったです(笑)

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何とかゴール!

最期は気力体力を振り絞ってのゴールでした。タイムは4時間27分。ほぼ予想通りでした。全区間をペース配分の5:50で走ったので当然ですね。しかし人間不思議なもので、豊洲の坂で折れかかった気持ちも、ゴールが見えたとたん元気になるんですよね。なので、最後の直線は猛ダッシュしました(笑)

「まだ走れるじゃんw」って思いながらのゴール。いや、とはいえ身体はボロボロだったと思います。

最後に

コロナで開催が不透明な部分がありますが、一生に一度きりだと思って参加しました。正直、練習はきつかったです。フルマラソンだから、練習でも30kmとか走るんですが、3~4時間ずっと走り続けるんですよね。ラジオとか音楽聞きながら走るのですが飽きるんですよね。それが、地味にきつかったです。

個人的には、ハーフマラソンがちょうどいいと思ってます。忙しいサラリーマンがフルマラソンを走るとなると、とてつもない練習時間が必要になります。その点、ハーフマラソンなら比較的気軽に走れます。初めて走る方は、まずはハーフマラソンを目指すと良いのではないでしょうか。

マラソンは健康的ですが、フルマラソンを走るとなると物凄い身体に負担がかかります。とはいえ、自分にあったぺースなら走る事はとても気持ちが良い事であることを強調しておきます。ゼーゼーと息切れして走っているイメージを持つ人が多いですが、それはペース配分を間違えた時の走りですw

マラソンは自分のペースで走っている時が一番気持ち良いですね。そのペースを把握し、少しずつ上げて行くことで実力がついてきます。もし、これから走ろうと思っている方は、参考にしてください!

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