幸せのてっぺん 前編
年が明けて私は仕事が忙しくて
なかなか彼と会えなかった
ある日、彼から連絡があった
「どうしても会いたい」
めずらしい…
2週間ぶりに会う
何かあったのかと心配だった
「ごめん。どうしてもcotoに会いたかったんだ」
きっと何かあったのだろう
理由なんてなんでもいい
彼が私を思い出してくれて
会いたいって会いに来てくれたんだ
別の日も
同じようなことが続いた
何か不安なことがあるのかもしれない…
ある日
いつものように彼を現場から現場への送迎中
アップした動画を見せてくれた
「あっ!!再生数増えてる!」
素直に喜ぶ様子が可愛らしくさみしかった
「良かったね!でも…何だかどんどん遠くに行っちゃう気がする…」
「どこにも行かないよ!cotoが1番俺の近くにいるよ!元嫁と子供以外でプライベートで会ってる女性はcotoだけだよ」
会いたいって思ってくれること
近くにいるって感じてくれること
本当に幸せだった
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