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200528_sumika『Dress Farm 2020』

どれファ

待ち望む未来のために鳴らす

『Dress Farm』はsumikaが作品を“価格設定自由”という形で発表し、それぞれが感じる価値を支払ってもらうという企画。2014年より定期的に行われていたが、今回はコロナ禍の支援策として医療従事者・音楽業界へ全額寄付する形で発進させた。制作した4曲は、それぞれがこの渦中で見た景色を作曲し、感じた想いを片岡さん(Vo.&Gt)が作詞したものだ。そのどれからも、音楽が人々にもたらす希望を信じてやまないsumikaというバンドを強く感じられる。特にソングライターとしての参加がめずらしい荒井さん(Dr.)の<VOICE>は「この世界で生きる!」という気迫が凄まじい。別々の場所にいたとしても、音楽があるからこそ繋がれる。そういう意気の合ったバンドであるなと改めて感じた。そして昨年行われたツアー映像。すっかり四角い箱の前で1人楽しむ事が板についてきてしまったこの頃なのだが、ファンで埋め尽くされた箱の隅々を眺め笑うメンバーを見て、集った人たちとの共感に直に触れることができる“ライブ”というものが久しぶりに恋しくなった。
作品にドレスを着せるのだ。とてもステキなキレイ事だろう?
すべての世界で闘っている人たちにエールを歌いながら、理想の太陽が昇る日へ一歩一歩。


賛同して下さる方は、ぜひsumika HPもしくは特設HPより。


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