cinema staffのライブへの道のり

『はじまりの場所』が『再会の場所』になるまで

cinema staff。渦中でだんだん遠ざかってしまったバンドのひとつでした。
コロナ禍の中、彼らが最初に取り組んだのは新曲制作。それも制作過程を終始流し続けるというもの。自分も様子をちょくちょく覗いていたのですが、そこで発表された新曲「3.28」を、当時の自分は受け止められなかった。渦中特有の心境の変化だったのか、どれ聴いてもしっくりこない時期が続いて。応援したいけれど、どうにも気持ちがついていかない(これはcinema以外のどのバンドにも長かれ短かれあった現象)。
ただツイッターで活動の様子だけは眺め続け、2021年11月アルバム『海底より愛をこめて』のリリース&ツアーを知った。静岡公演があることも知った。けれどもそんな状態だったので先行を見送った。あろうことか一般発売もワクチン接種と日付も時間ももろかぶった。20代ならともかく、いい年齢の社会人としてはどう考えても接種を先延ばしにすることはできんな…と諦めた(ズラすにしても仕事の兼ね合いなどで周囲にも手間がかかる)。
cinema staffとはここでお別れなんだと、そう思った|д゚)サヨナラ…?
●「3.28」MV


『海底より愛をこめて』を聴き続けて

それでもアルバムは手に入れた。時間と共にモヤモヤも晴れていたのか、どの曲もすんなり受け止められた。特に「storyflow」。最初の1回目は「ながら聴き」をしていたのだが、あまりにもきれいなストリングスの音色と、穏やかな曲調に手を止めて聴き入ってしまった。
2021年4月に行われた自主企画イベント『OOPARTS 2021』のDVDも見た。1日目の「シャドウ」「drama」を聴いて、当時『blueprint』(4thアルバム)を購入していなければ、静岡UMBERへ足を運ぶ事もなかったんだな…と考えたら、ここで再会できたらな…という想いが沸々。小さな箱でそのうえ客数制限もある。望みは薄かったが12月に入ってツイッターでチケット探しを始めた。「再会したいです」と。
他のバンドのファンや、フォローもしていないcinema staffファンの方もリツイートしてくださっていた。見つからずとも感謝だけは忘れず、年末まで仕事を頑張った。cinema staffファンはやさしい( ゚Д゚)アリガトウゴザイマス
●「storyflow」


2022年が始まってしまったよ

年が明けてしばらくして、リセールの情報を1件DMでいただくも、お風呂に入っていたためその間に売り切れた模様(なぜこうもタイミングが悪いのか)。ただやはりcinema staffのファンはやさしい(=゚ω゚)ノアリガトウゴザイマス
仕事が始まり、車内BGMは相変わらず『海底より愛を込めて』。1/8は写真撮るためだけに会場に行くか…とすっかり諦めていたのですが、前日の昼休みにツイッター開いたらまたもDM。チケット譲渡のお話。これは!と思うも詳しいプロフがないアカなので猜疑心爆発。年始からチケット譲渡詐欺に合うなんてシャレにならん(疑ってすいません)。
電子チケットの扱いも慣れていないので恐る恐るではあったが、チケのスクショや説明を提示してくれたりと、丁寧な対応をしてくださったおかげで無事にその日の夜、チケットが手元へ。
cinema staffファンやさしい(ノД`)・゜・。アリガトウゴザイマス
奇跡のような展開で再会への道は切り開かれました。
チケットを浮かせたくない気持ちもあると思うので、どちらの立場でも必死になりますよね。みなさん本当にありがとうございました。
今後はなるべく自力でチケを取りやすくするために、即FC入会しました。
とりあえず三島さん『昔の俺と~』が気になってたので読んでいます。
三島さんの歌詞好きなのですが、こういう文章もおもしろいですな(=゚ω゚)ノ
「イプ~」の件でめっちゃ笑ってしまった。いたな。豚みたいなやつ。
本人にしたら笑い事ではなかった出来事もたくさん書かれているけれど、三島さんが書き続けていてくれて心底よかったと思います。

本編の感想はまた次回の記事で(=゚ω゚)ノ

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