毎日やりきる！Salesforce ダッシュボードの構成と工夫

はじめに

こんにちは。マネーフォワード クラウド経費本部でインサイドセールスを担当しているおおともです。

この記事のテーマはずばり、「Salesforce のダッシュボード」です。

トスアップ型のインサイドセールスの業務は、試合時間が最初から決まっているスポーツと似ていて（バスケットボールやサッカーが近いです）、限られた時間でどれだけ着実に得点（アポイント）を重ねられるか、戦略的に動けるかが大事です。
なので、毎日コツコツやるべきことを確実にやりきるということが、シンプルなのですが、とても大事だと思っています。

フォローの遅延を起こさず、フォロー先の球切れを起こさず、毎日やりきる！ために、Salesforce のダッシュボードの構成や段取りなどそれなりに工夫しているので、チームメンバーのダッシュボードもちょっとお見せしつつ、私のダッシュボードについて紹介します。

表示している数字は曖昧にしているのですが、参考になる部分がありましたら嬉しいです。

個性的（？）メンバーのダッシュボードをチラっ

私達のインサイドセールスチームでは、チーム全体で見ているダッシュボードの他に、各々でダッシュボードを作って管理しています。フォーマットは統一しておらず、自分好みにカスタムしているので、個性がでている気がします。

私のダッシュボードを紹介する前に、メンバーのダッシュボードをチラ見せしちゃいます〜。

木村さん

①ナーチャリング リストの中で日々架電すべきもの
②インサイドセールスチームで企画した施策のリスト
③ナーチャリングリストのストック状況（フォローする日に偏りが出ないように）
④個人で追っている KPI を管理
⑤商談設定後、リマインド メールを送るべきものをリストアップ

西田さん

小田部さん

私のダッシュボードの構成と工夫

全体＆ 4 つのブロック

各ブロックの内容と工夫
■紫ブロック：当日、翌日以降のタスク量の可視化と管理エリア（左上）

人間の目線は Z に動くので、大事なもの＝フォローのタスクは左上に配置しています。

毎朝ダッシュボードを開いてその日にやるべきタスクの量を把握 → タスク内容（電話やメール、他部署連携、リストのソースなど）をみてグルーピングして、一日の内どの時間で対応すると効率がいいか考えて、対応時間と内容・量をグループ タブのタイトルに記載して全部のタブを開いておきます。

あとはこれをひたすら対応してタブを消して・・・の繰り返しです。

途中でダッシュボードを更新して、タスク グラフの残量が減っていくのを見るのが楽しいです（笑）

とにかく気を散らさずにテンポよく進めていくことが大事で、日中はダッシュボードとリストのタブ以外は何も見ずに済むように業務管理することがポイントかもしれない・・。

あとは、日次でなく、ひと月ほどのタスクを可視化していて、次回のフォロー日を設定する際、その日のタスク量が自分の限界を超えないように、他の会議の予定やスポットのイベント開催と重なっている場合は余裕を持って少なめになるように調整できるようにしています。

気付いたらタスクがものすごくたまっている or 全然フォロー先がないよ・・、という状態を回避できます。

■緑ブロック：行動量と内容の管理エリア（左〜下）

日次のアクション数の最低ラインを必ず超えるように左上にメールと電話のアクション数を置いています。

ダッシュボードを更新するたびにカウンターが上がっていくのが気持ちがいい。笑

あとは、毎日見るものではないのですが、重宝しているのが下の図で、ソース別の活動配分を可視化しています。これと一緒に獲得アポイントのソースごとの割合も可視化していて、非効率なアクションが生じていないかをチェック＆調整しています。

■オレンジブロック：日次、週次、月次の実績管理エリア

ここは KPI 管理用のレポートを置くエリアにしています。日次、週次、月次、来月分、商談の進み、種類などなど。

正直、この部分はなんの工夫もありませんが、数字を毎日みる、ということが大事でモチベーションになるので、ダッシュボードでも細かく数字を置いています。

■ピンクブロック：フォローにしいきたい！なエリア

紫のタスク管理エリアの次に大事なエリアです。

経費サービスの検討意向度の高い方や課題をお持ちの方へコンタクトすべく、毎月いろんな切り口でレポートを作って設置し、一日のタスクとタスクの隙間などにフォローしています。

ダッシュボードのコンポーネント数の上限が 20 で、他のブロックでも結構使っている＆作り過ぎてもフォローしきれないので、少数精鋭のレポートを並べます。

毎月順位戦を実施して入れ替えており、どのレポートを残すか、新しく配置すべきものはないか、一番悩む部分です。作ってみて軽くフォローしてみる → 感触によってどうするか決めるの繰り返しです。

おわりに

最後まで読んでくださったみなさま、ありがとうございます！

もっと喋りたいこともあるのですが、ダッシュボードを語り始めると終わらない・・（うすうす気付いておりましたけれども）。

なので、この辺で切り上げます。笑

ダッシュボード、もっといろんな工夫をされている方がたくさんいらっしゃると思います。いくらでも語り合いたいので、記事を読んで私達のチームに興味をもっていただけたら、とても嬉しいです。

◎インサイドセールス_SDR（クラウド経費本部）
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◎現状に満足せず常にチャレンジを続けるインサイドセールスチーム。さらなる成長を目指すために必要な人材とは？
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それではまた！