【ガーデニング】植物のサプリメント・メネデール
メネデールとは正式名称を、植物活力素メネデールといい、植物の生命の研究から生まれた農園芸用の二価鉄イオン水溶液(鉄イオン水)です。
図が植物の根の働きで、上の部分が茎、葉っぱへ行く、下の部分が根冠部分となります。
またピンク丸が二価鉄イオン、黄丸が養分、青丸が水分です。
二価鉄イオン(Fe++)には二つの働きがあります。
①植物の生長に必要な物質は、主に根の根毛からイオン化された形で吸収されます。メネデールは、はじめからイオン化されているため、極めてよく吸収され、根の成長部分の生長を助けるとともに、光合成に必要な水分や養分を送り届け、みずからも光合成を活発にする働きをします。
この働きが、こんな時に効果を発揮!
植え付け時の発根や活着の促進
弱った植物の草勢・樹勢の回復
室内の観葉植物などの光合成の促進
②メネデールは、植物の切り口や傷ついた部分からにじみ出る物質と結合して膜のようなものを作り、切り口を保護し、同時に水分や養分を吸収する細胞膜の代わりをします。
この働きが、こんな時に効果を発揮!
さし木、さし芽、とり木などの発根促進
植え替えや株分け時の活着促進
切り花のみずあげ促進
用途には
根回し・養生→100倍液を根鉢全体にかん注→発根促進
輸送時→前日頃100倍液を根鉢全体にかん注→傷みの予防
植栽時→根鉢の容積の10%位の100倍液を植穴に入れるか・植栽後かん注→活着確認まで樹勢に応じて100倍液かん注
樹木管理→かん水・降雨直後をさけ乾燥気味の時に100倍液を土壌かん注→樹勢強化
張芝→張り付け直後1㎡あたり100倍液3L
法面緑化→種子を100倍液に浸漬しておく→発芽促進
衰弱木・古木→土壌かん注→樹勢回復
使用方法では
土壌かん注法
散布法
樹幹注入法
使用例 長野県での樹幹注入液使用の一例
けやき、しゃらが突然落葉しだし、土壌かん注
他さまざまな場所で使用されています。
またメネデールのホームページにくわしく載っていますので興味のある方は見てみてください。
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