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フェスで拉致されたシャニ・ルークさん、ハマスに拷問後殺害。母親が悲痛な証言

イスラエルとハマスの衝突が激化する中、音楽フェスティバルに参加していたドイツ系イスラエル人の女性がハマスに拉致され、その後死亡したことが判明した。彼女の名前はシャニ・ルークさん(23歳)である。

拉致の瞬間がSNSに投稿

シャニさんは、ハマスの攻撃を受けたイスラエルの都市テルアビブで開催されていた音楽フェスティバルに友人と一緒に行っていた。そこでハマスの隊員に見つかり、トラックに乗せられて連れ去られた。その様子がソーシャルメディア(SNS)に動画として投稿され、世界中に拡散された。動画では、シャニさんが意識不明の状態で荷台に放置されており、ハマスの隊員が彼女の頭に唾を吐くなどの暴行を加えている。シャニさんの家族は、彼女のタトゥーを見て娘だと確認したという。


外務省が死亡を発表

30日(現地時間)、イスラエル外務省はシャニさんが死亡したことを発表した。外務省は「このニュースを伝えることになり、胸が痛む」とコメントし、シャニさんがハマスから拷問を受けたり、「街頭行進」に強制参加させられたりしたと主張した。ドイツのオラフ・ショルツ首相も「シャニさんの死亡ニュースは恐ろしい。ハマスに責任を問うべきだ」と発言した。

遺体は未発見 頭蓋骨の破片でDNA鑑定

シャニさんの遺体はまだ発見されていない。イスラエル国防軍(IDF)は、頭蓋骨の一部を見つけてDNA鑑定を行い、シャニさんのものだと確認した。しかし、死亡原因や経緯は不明である。

母親がインタビューに応じる

シャニさんの母親であるリカルダ・ルークさんはドイツメディアとのインタビューで、娘の死亡ニュースを聞いた感想を語った。リカルダさんは「ぞっとするが、少なくともシャニが苦痛を受けなかったという確信が持てて幸いだ」と話した。リカルダさんは、娘がハマスの最初の攻撃で頭部に銃弾を受けて即死した可能性が高いと考えているという。しかし、一部のドイツのジャーナリストはX(旧ツイッター)で、シャニさんが斬首や拷問を受けたという疑惑を提起した。イスラエルのメディア「エルサレム・ポスト」もこの説を報じた。

ハマスの人質は240人に

IDFによると、ハマスに拉致された人質はこれまでに240人に達したという。ハマスは人質を使ってイスラエルに圧力をかけたり、交渉のカードにしたりしようとしていると見られる。イスラエルは人質の救出に全力を尽くすと表明している。

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