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Hi-STANDARD ②

2011年3月11日に地震があり日本中が重苦しい雰囲気がありました。
その中で難波さんのTwitterで横山さんとのツーショットをアップ。
日本中が暗い中、立ち上がって欲しい3人が集まります。
4月に
「9.18 ハイスタンダード AIR JAM。届け!!!」
3人が同時にTwitter更新し、再集結を確定させます。
日本を元気にする為に再びあのハイスタが集まる。
こんなに素晴らしい事はありません。

当時、社会人1年目でとんでもない長時間労働をしており、心身ともに疲弊していました。
満たすためにも何とかチケットが抽選で当たらないか…心から願いました。
そしてその願いが通じ、見事アリーナのチケットを2枚入手します。
抽選結果を見て嬉しすぎて飲んでいたジュースの空き缶を握り潰しました。
兄にもすぐに連絡し、2人で喜びを分かち合いました。

2011年9月18日 横浜スタジアム
アリーナ前方は夕方になる頃には満員
水分不足でしたが、根性でそれなりの位置を夕方から確保しつつ、他のバンドも楽しみます。
Hi-STANDARDの出番前、ウェーブが発生、ブライアンの煽りMCでテンションは最高潮に達します。
そしてHi-STANDARDとして3人が登場、この時点で目が潤んでいましたが、難波さんの「STAY GOLD!」の叫び声と演奏が始まった瞬間、涙が溢れ出ました。
この瞬間は今でも鮮明に覚えていますし、人生で1番のシーンかもしれません。
ドキュメンタリーのPVでもあったように絶対無いと思ってた、でも絶対じゃなかった。
まさしく私の気持ちはこれです。

そこからはあっという間でした。
演奏される名曲の数々、日々の疲れと1日野外の疲れで体力は限界にも関わらず体の動きと声が止まりませんでした。
また来年会おうという難波さんの言葉と共にAIRJAM2011は幕を閉じます。
会場ではぐれていた兄と外で会い、桜木と流川ばりのハイタッチをかわしました。
初めてのAIR JAM、初めてのHi-STANDARD、人生で1番のライブでした。

翌年2012年も宮城のAIRJAM2012 2日目にも行き、再び興奮と2011年に聴けなかった曲を味わい、2年連続観れた幸せを噛み締めました。
1年かけて東北でのライブ実現はカッコよかったですし、感動しました。

ライブは少ししているけど、新曲は出ないかな…そう思っていましたが、2016年新曲をゲリラ発売します。
これだけ情報が溢れる中、予告なしで店頭にCDが並ぶ。
やはり常識を超えてくるバンドである事を再び証明します。

そして、2017年アルバムTHE GIFT発売
ハイスタ第2章と言わんばかりの素晴らしいアルバムです。
各人のソロっぽいと少し感じる曲でも演奏してしまえばハイスタになります。
これがこの3人の凄いところです。
GIFTツアーはチケット当選はなりませんでしたが、翌年のTHE GIFT EXTRA TOUR 2018
Zepp Osaka Baysideでライブハウスのハイスタを味わいます。
最高でした。
その一言に尽きます。
感動をプラスされた分、AIR JAM2011程ではないにせよ、あの3人をライブハウスで観れる、しかも新曲もやっている、また違った感動を味わいました。
やはりハイスタは凄い、ドキュメンタリー映画を観た後だったので感慨深いものもありましたし、感動も倍増でしたね。

まさかこれがHi-STANDARD 3人を観る最後のライブになるとは思ってもいませんでした。

以前恒岡さんの事を書いた際にも書きましたが、まだまだ3人の新曲、ライブを観れると思っていました。

まだ信じられません。
ニュース当日は悲しみで音楽を聴くことができませんでした。
難波さんがfreeのPVをtweetしていたので、久しぶりにPVを観ました。
3人の演奏している姿、これをもう観ることができないと思うと涙が止まりませんでした。

ここまで心を動かされたバンドはハイスタ以外いませんでしたし、これからもハイスタ以外いないでしょう。

一生観れないと思っていたライブを観れた事はとても幸せでしたし、一生の思い出です。

今後はどのような動きになるかわかりませんが、私は一生Hi-STANDARDのファンです。

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