GID・FtM ホルモン療法経過(3年2ヶ月)

引越前に書いていたと思しきnoteが、19/06/04付で下書きに残っていたので供養。もう何を書きたかったか記憶にないので。

性同一性障害・女性から男性へ。ガイドラインに基づく身体的治療、アンドロゲン製剤投与の経過。現在、短期ホルモン剤を2年6ヶ月、長期ホルモン剤を8ヶ月投与したところ。
開始: 2016年04月 20歳0ヶ月
使用: エナルモンデポー筋注125mg / 14 ~ 23日
開始: 2018年10月 22歳6ヶ月
使用: ネビド1000mg/4ml(多分) / 3ヶ月

前回はこちら。↓

その他のnoteはこちら。↓

声が安定してきた

これはホルモンの作用というより、その作用を受けた声帯が安定してきたということだと思う。あとは、ホルモン剤を長期のものに切り替えたからかと。
数度の変声を経て今の声域はバリトン、しかし「米津玄師が原キーでもオク下でも歌えない」という絶妙な幅に落ち着いてしまいそうなのでちょっと困っている。せめてあと数音下がってはくれまいか。ひとり口ずさむときに、脳内で伴奏のキー変更するのって難しくないですか。
あと、自動車の助手席で運転者と会話するとき、エンジン音に紛れてしまって辛い。電車の走行音にも持っていかれる。

体毛が強い

増えたとか濃くなったというよりね、なんか、強い。髭は1日でざらざらとした確かな手応えを返すようになった。眉毛もいつの間にか長く伸びすぎている。睫毛は毎朝目尻側で絡まっている。髪も伸びるのがえらく早くなった気がする。
脛毛はもっさもさになってベッドに入るときシーツに引っかかるし、靴下履くときに巻き込みそうになって邪魔だし、単純に暑い。腿も、表はまだギリギリ産毛の体を保っていたが、腿裏の一部が脛なみに濃く長くなっていた。なので、あまりの酷暑に耐えかねた日に1分丈まで剃った。一度普通の剃刀で削ぎ落とした後、シェーバーで仕上げるのがコツだ。
涼しくはなったが、頑丈で鋭利な毛先がことごとく埋没して厄介のステージが移ったのみに終わった気がしてならない。だが涼しい。

尻が小さくなる

なるんだよ、これが。前回のnoteで3段を2段にしたいって言ってたやつ。で、せっせとワイドスクワットとヒップリフトを頑張っていたんだ。
そうするとな、段より先に、クッションが無くなるんだ……。大腿骨の底付き感がパない。痛い。伴って、座ったときに骨と座面に挟まれる部分の皮膚が痣みたいになる。見た目が悪い。

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