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和歌山ホークスヤング第37期入団式

▼新入団生
 2023年4月15日。37期生11名と中2の新入団生1名、合計12名の入団式が行われました。
新入団生12名を紹介させてください。

 天野 倖永 (三石ベアーズ)


 上田 祐介 (妙寺クラブ)


 岡本 俐百 (橋本ホークス)


 北岡 諒誠 (西部リーグスターズ)


 工藤 文太 (西部リーグスターズ)


 小嶋 哲平 (紀見少年野球クラブ)


 阪口 央龍 (三石ベアーズ)


 菅野 敬介 (三石ベアーズ)


 中本 梨愛菜(隅田少年野球クラブ)


 西尾 隆ノ介(九度山クラブ)


 山本 莉功 (隅田少年野球クラブ)


 冷水 柚心 (紀見東中学校)※中学2年生


入団生一人ひとりが挨拶。緊張の面持ちで名前と所属していたチームを言っていく中で、ただ一人、レギュラーの座を奪いたいと言い放った工藤君、実現したい目標を口に出すのはとても大切なことですね。きっとやってくれることでしょう。先輩達は冷や汗をかいて待っていて下さい。

▼2・3年生がどんな言葉を伝えるか
 「人前で話す」ことはとても貴重な経験の場です。ここで、聞き手にどんな印象を残すかはぜひ学んで欲しいですね(練習後の「今日はお茶当番や・・・」の定型文はいらない)。
 多く使われていたフレーズは「全国大会で勝つ」「楽しんで」「一試合でも多く勝つ」「全力」「絶対うまくなれる」「厳しい」「しんどい」「つらい」など。
 聞いていた新入生やその保護者の皆さんはどんな印象を持ったんでしょうかね。どうやら「つらい」「厳しい」が先行して伝わった感じがしますが、選手達が話す様子から、マイナスの意味での厳しさやつらさではないことは伝わっているのではないかと思いたいです。

▼監督より
 そんな中、監督から送られたメッセージ。
 「ホークスは何事も全力で取り組むチーム。厳しいこともあるが、その先にしか味わえないものがある。覚悟はしておくように。」
 新入生にも分かりやすいメッセージ。新入生のみならず、2・3年生も腹が決まるというか、「やったろう」という顔になります。(流石です)
 そして、提示された目標は「全世代全国大会出場」。3年生は必ずその道を作ってください。

▼思い起こせば
 思い起こせば37年前、たしか1期生17名(?)からの旗揚げでしたが、今や伝説として語り継がれるハードな練習の数々が地域に鳴り響き、2期生は確か4人…。17人いた1期生も一人また一人と去っていき、卒団した変態は7・8人だったような気がします(1期生の皆さんごめんなさい)。「ホークスは厳しい」のイメージ(事実)から、1学年で9人揃う年代は稀で、3学年でやっと試合ができるという時代も少なくありませんでした。
 ただ、ご存知の方も多いと思いますが、ホークスの監督は「だったら練習をソフトにして人気球団に」などと考える人ではありません。強い選手を育成するという執念のもと、どうやって楽しさや喜びを子ども達に伝えるかを創意工夫して今のホークスがあります。34名はホークスとしては過去最高の団員数。数が評価の全てではないですが、認められてきた部分もあるのかなと嬉しくもなります。

▼目標のスケールが変わってきた
 苦しい時代もありましたが、その時はその時なりの目標がありました。トーナメントで何とか一勝をという年もあれば、公式戦に出たいという年もありました。小さなチャレンジをくり返し、目標をひとついひとつクリアしてきて今のホークスがあります。1年前のことを思い出すと、昨年の3年生は皆「全国1勝」という目標を語っていました。全国出場はかないませんでしたが、全国大会への道筋を示してくれた先輩達がいたからこそ、今年のメンバーもより明確にその目標を追うことが出来るものです。今までホークスの先輩達が作ってきた土台があることに感謝を忘れず、自分達の世代の目標を実現させ、後輩たちに新たな道を示していってほしいですね。

▼37期生
 さて、どんな世代になっていくのか、今はまだ可能性しかありません。先輩たちからたくさんのことを学び、今までどの世代も成し遂げられなかった何かを達成する日が来るかもしれませんね。
 「何事も全力で」これから色んな事にチャレンジしていきましょう!


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