わたしの名前はもえこである。
今更というか久々の更新で自己紹介がしたくなったわけではないのです。
みなさん自分の名前は好きですか?
わたしもえこ(萌子)って言うんですけどね、たいして自分の名前が好きじゃなかったんです。
じゃあ、嫌いなのかと聞かれるとそういうわけでもなく、
萌え〜って言葉が流行り始めた小学5年生くらいからからかわれたり、名前が持つ可愛らしい印象に畏れ多く感じてた頃があったくらいで。
20才くらいから萌えない萌子ですっていう自虐的な自己紹介をできるようになってからその少し消極的な感情も消えて可もなく不可もなく〜。くらいのものだったんです。
わたしにとってのもえこという名前はそんな感じでした。
しかし、一昨日くらいに革命が起こり、
今のテンションはわたし!もえこって言うんです!あのね、この名前はね、
と、すごい勢いで話して回りたい心境になったので、それをもえこ記念としてブログに記します\( ˆoˆ )/
一昨日の革命の事の始まりは1年前の春、2017年の春5月ごろだったかな?4軒お隣のりゅうじろうさん(当時89)の一言にはじまります。
「おねえちゃん、畑やるんやったらなアレがええど〜。アスパラ。肥さえやっとったらなどーっと生えてな、取ったらまた生えてくるしなぁ。うまいんやわ〜。」
このりゅうじろうさんの一言で単純な畑見習い中のもえこはアスパラの種をネットで注文しました。
しかし、なんてこった!
アスパラは株を太らせてからじゃないと収穫できないじゃありませんか。
大体3年目からしか収穫できないそう。
げげげ〜。
そう思ったけど、単純なもえこはりゅうじろうさんの言う放置してるだけでどーっと美味しいアスパラがとれる3年目を夢見て育てはじめたのでした。
しかし、しかし、
久多の冬は寒い。雪が非常に積もる。
アスパラちゃんもどうやら冬支度が必要であることをネットで知るもえこ。
100人居たら100人が口を揃えて言うほどめんどくさがりなもえこ。
テンションだだ下がり。
しかし、アスパラ天国の夢強し。
まあとりあえず冬支度してみるか〜。というテンションで調べてみると。
なんとなんと、アスパラの冬支度は地面に出てる部分を3センチほど残して後は全部切ると言うではありませんか…!
(´⊙ω⊙`)
まじ?
種から育てて、やっと芽が出て、750円出してコメリで苗買って植えた2年目のアスパラさんが病気で枯れていく中、細いけどこんなに伸びたアスパラちゃん切るの…?
(´⊙ω⊙`≡´⊙ω⊙`)
こいつまじで言ってるのか…!
ひえ〜。ここまで育った子たちを切るなんて…!
そんな無慈悲な…!これで枯れたら最悪や〜。
でも、雪でダメになっても悲しいし…
ええ〜い、ままよ…!
というノリできりました。
無心できりました。
そう。そのね、アスパラちゃんに再び出会えたことが一昨日おこった革命でした。
久多のね冬はすごく厳しいんです。
九州出身のわたしの知る冬とはまったく違う景色で。
植物たちも雪に埋もれてあるのは白の世界で。
外の景色を見てると美しさとさびしさと背筋を伸ばさなきゃいけないような緊張感と。
そんな感情を与えてくれるんです。
そんなね、厳しい冬の次にね春が来るんです。
久多に来てから春の新緑の喜びがものすごくて。
もともと新緑は大好きだったんですが、
久多の厳しくさみしい冬の次に迎える芽吹きの春の喜びたるや。もう。
この感情を知っただけでも久多に住んで、さらには生きててよかった〜って単純なもえこは心からそう思うわけです。
…やばい、話が進まない。笑
そう。
そのね、厳しい冬を迎える前にくよくよ悩んだアスパラちゃんが、
土の中から芽を出してて、
正直アスパラちゃんがいると思わず畑に行ったから(笑)
アスパラちゃんに出会えた時の感動たるやもう。
すごかった。
ぎゃああああ。なんてことだ。
そういえば去年の冬に切って、土かぶせた〜〜〜!
ええええええ。
もうこんなに伸びてるの!肥料もあげてないのに!
なんて。
すごい。
ほんとにすごい。
生き物ってすごい。
だって何にもしてないよ。
そりゃ、種のときは水やったりしてたけど…
冬前に冬支度してから何にもしてないよ。
なんでそんなに立派に出てこれたの?
すごいよ。あなたたちはなんてすごいの。
ひええええええ。
って感じの心境になって。
ほんと感動がすごくて。
ああ、この感動誰かに伝えたい。
そう強く強く思ったのです。
そしたらね、気づいて。
自分の名前が萌子(もえこ)であることに。
え、すごくない?あたしもえこじゃん。って。笑
小学生の時に自分の名前を調べる授業が国語の時間にあって、そのときお父さんに名前の由来を聞いたら、
「草木の芽が萌える。芽が出て来るって意味だよ。」って言われたことがあって。
そのときはへえ〜。くらいにしか思ってなかったんだけど。
一昨日は
あたし!もえこだ!ってなって。笑
わたしのお父さんはずっと仕事で植物に携わって来た人なんだけど、
もしかしたらお父さんもあたしが産まれた時に
このなんとも言い難い、ものすごく幸福な感動を抱いたのかな。
そう思うと嬉しくて嬉しくて。
もえこって名前が急激に好きになってしまって。
嬉しすぎてお父さんに大した用事もないのに電話しました。笑
お父さんに似てシャイだからこの感動はシェアできなかったけど。笑
知人のお姉さん方に妊娠と出産の波が来ていて。
たまにfbの投稿で名前について書いてあるのがあって。
みんないろんな想いを持って、生まれたばかりの子どもに名前を贈っていて。
今回の革命を通してほんと名前って親からのはじめの贈り物だなぁ。って思った次第です。
もえこは今日ももえこでした。
そして、昨日も明日ももえこです。
もえこで生きれることが嬉しくてたまらない。
そんな、25の春の今日この頃でした。
うわ。まだ他に書きたいことあったけどいい感じで心が落ち着いて来たので今日はここまでにします◎
また更新する日までお元気で\( ˆoˆ )/
もえこ
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