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【江戸名所図会】柵

「馬」に関してはメモが沢山あるので、少しずつまとめていきたいと思っています。

1つ目の馬メモは、自分の無知を晒すことになりますが(……)、『江戸名所図会』を見ている内に、それが ”何” であるか気づけたものです。

11-47 お坊さんがお出迎え
18-70 これから寺へ

1枚目の右端、2枚目の左端
寺院等の入り口近くにある、この何か。
最初全然目に入っていなかったのですが

8-21 馬かわいい

この図を見て、あ!馬をつなぐ柵か!
と、気がつきました。
馬の世話をしている人もいる。休んでいるは従者?

ちなみにこの図の右上では、寺の方丈内に裃着ているっぽい人が座っているのです。その武士が乗ってきた馬かな、だからこの図では馬がいるのかな、と想像すると、図に込められているストーリーが感じられて楽しいです。
(自分の妄想かもしれませんが笑)

8-21 図の右側部分

この柵に気がついてからは、意識的に寺院の入り口もチェックするようになりました。

■画像について
『江戸名所図会』の画像は全て「国立国会図書館デジタルコレクション」からお借りしています。
「国立国会図書館ウェブサイト利用規約」を確認の上、ダウンロードし「いいね!」な箇所が分かりやすいようトリミングさせていただきました。
画像下の番号は「巻数-デジコレのページ数」です。

国立国会図書館デジタルコレクション https://dl.ndl.go.jp/pid/2563391
松濤軒斎藤長秋 著 ほか
『江戸名所図会 7巻』,須原屋茂兵衛[ほか],天保5-7 [1834-1836].

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