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【江戸名所図会】酒

『江戸名所図会』には、新川の酒問屋というようにお酒がメインの図もありますが、個人的には店先に並んでいる酒樽や、ちまっと隠れるように描き込まれている酒樽を見つけるといいね!ってなりがちです。

1-59 店先

嬉しい位に分かりやすい酒樽!
『守貞謾稿』の記述等からマークを調べると、剣菱、七ツ梅、紙屋の菊、白梅(←と読めるけど銘柄の詳細調査中)、男山、その隣は満願寺?

12-25 店先

剣菱と七ツ梅は分かるけど……他の酒樽のマーク調べたい!

4-17 隠れるように

ここから2枚は隠れるように描かれた酒樽。
剣菱と七ツ梅。
分かりやすいマーク助かる。

6-10 店内に

七ツ梅と男山かな。
山みたいなマークのは何だろ。

この他、「正宗」、「三鱗」、「江戸一」は
新川の酒問屋の図に描かれいました。
『守貞謾稿』で説明されていた「米喜」とか、他の書物でよく名前が挙がる「老松」「隅田川」は、まだ発見できず。
特に「老松」は有名だから、見落としているだけの気もしますが……読み込んでいく内に追加で発見できたら楽しいな!と思っています。

■画像について
『江戸名所図会』の画像は全て「国立国会図書館デジタルコレクション」からお借りしています。
「国立国会図書館ウェブサイト利用規約」を確認の上、ダウンロードし「いいね!」な箇所が分かりやすいようトリミングさせていただきました。
画像下の番号は「巻数-デジコレのページ数」です。

国立国会図書館デジタルコレクション https://dl.ndl.go.jp/pid/2563391
松濤軒斎藤長秋 著 ほか
『江戸名所図会 7巻』,須原屋茂兵衛[ほか],天保5-7 [1834-1836].

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