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クレイセラピーの実力

アロマセラピストとしては、クレイを使うことが当たり前になってしまっていて、それを脇役だったりプラスアルファのオプションとして、ふだんは施術に取り入れています。サロンではお顔のパックとして、足裏にシップしてデトックスしたり、炎症しているような痛みのケアに使っていたりしています。その効果は十分に理解しているつもりけど、たまたま自分のトラブルに使ってみると、その素晴らしさに改めてびっくりすることがあります。

蚊に刺されたんですが・・・w

すごく痒くて、たぶん藪蚊でしたね。ふつうの蚊だと、せいぜい20分もすれば痒みがひいてきて、何事もなかったかのように・・・たまにはポツンと赤い痕は残りますが。まぁ、そんな程度ですみます。けれど、数日前に刺された痕が、2~3日ひかず、そればかりか刺されたまわり5~6cmほど赤味が広がってしまいました。アレルギーっぽくて、どうにも痒みがひかない(泣)

自分で作ったカレンデュラの蜜蝋クリーム(ラベンダーとティトリー入り)を塗っていたのですが、その時は痒みがひいても、またすぐに痒くなってくる・・・。

そこで思い立ったのがクレイパックです。

クレイにはホワイト、グレーン、レッド、イエローなどがありますが、今回はグリーンクレイを使いました。グリーンはミネラル成分が豊富で、デトックス系の外用湿布にはとても向いています。

水で溶いてもいいのですが、今年作ったばかりのドクダミエキスがあったので、それを少し加え、ラベンダーのフローラルウォーターで溶かしました。ラベンダーの精油も一滴入れて、完璧で贅沢三昧な湿布のできあがり。

クレイはパウダーをペースト状に溶くのですが、私は少し水っぽくゆるゆるな状態が好きです。あまり固めのペーストだと、逆に肌を乾燥させて、ダメージを与えてしまう恐れがあるからです。

そのゆるゆるなクレイペーストをガーゼの上でのばして患部にはり、そのまま30分ほど放置。なんと、その1回であんなにしつこかった痒みは消え去り、赤味もほとんどうっすらになりました!あまりの効果にびっくり。やっぱりクレイにはすごいヒーリング効果があります。

「このクレイに癒しの力があることを私達に教えてくれたのは、クレイを食べる動物の行動でした。動物たちは消化不良を起こすとクレイを食べるのです。ケガを負ったときもクレイを傷口にこすりつけて回復を促していました。古代、クレイは傷などを治療する外用役として、また肉体の不調を改善する内服薬として使われてきました。アフリカ人は1世紀もの間、クレイを外用薬や内服薬として用いており、南米に住む原住民はすでに精油とクレイを組み合わせて用いています。癒す力を発揮するものは母なる大地と調和するものなのでしょう」(アロマ&クレイセラピー ロゼマリア・イプマ著より)

癒す力を発揮するものは母なる大地と調和するもの

なんて素敵な言葉でしょう。私は他の命を犠牲にしてできたものは、どんなものも本当に人を癒すことはできないと、ずーっと思っています。

クレイのもつ特徴としては、その豊富なミネラルと吸着力と言われています。汚染されていない純粋で安全でミネラル豊富な、ケアに使うことができるクレイは、年々採取することが難しくなってきているそうです。貴重な大地からの贈りもの。その環境を守っていくことも同時に忘れることがないように。何かひとつでもできることを大切にしていきたいと思います。

#クレイセラピー

#蚊に刺されたあとのアレルギー

#大地の恵み


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