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猫🐈と胡桃と画眉鳥と


11月2日(木)☀️

11月でも真夏日予報。
それでも朝ならば気持ちいい。
待ってましたのお休み散歩です🚶‍♀️。

今日は違う道を下って
下って下って
沢の方へ

朗々と囀るでかい声。
ガビチョウ!と思ったら、
すぐ横でガサガサぴょん。

遊歩道の手すりに止まって目が合った。
真横である。
動かないので、「ガビちゃんおはよう。」と話しかけてみました。
もちろん喋らないけれど、
「なぁに?」という顔をしている。

スマホを出そうとしたら飛んでいったので写真はありません。
白い眼鏡をかけているような、
特定外来種です⬇️

半年前に初めて見た「ガビチョウ(画眉鳥)」

      
      🚶…………。


今日も目指すは姫胡桃。

ハート型の胡桃です


人気があるので、
9時ではたぶん拾われているだろうと
諦めつつ木のところまで歩きます。

一巡、二巡してもひとつもない。

ビニール袋とトングを持った女の人が来て
「あった!」と茂みの中にから一粒拾い
帰って行った。

私も見つからないかなと
細い目をまさに皿のように見開き
やはり茂みの中に一粒発見。

こちらです💁‍♀️

喜んで、ベンチの上に拾った胡桃を置いて記念撮影しました。
そしてドカンと座ると、
朝露でベンチはびしょびしょで、
お尻もびしょびしょになりました。

⚠️ここで、神から試練が与えられる。

数日前に一粒だけ姫胡桃を見つけた時、
足の不自由な奥さんとゆっくり歩いている老夫婦とすれ違いました。
ご主人が下を見て、「残念だけど落ちていないね。もう誰か拾ったんだね」と
奥さんに話しかけているのが聞こえます。
その時、拾った一粒を渡そうかと
迷っているうち、
その人たちは通り過ぎてしまいました。
後から「あげればよかったかも」と
思ったのです。

そして今日。
同じ老夫婦がまた胡桃を探しています。
先日のことを思い出した私は、
「ひとつだけ見つけたんだし、いいや」
と思っていましたが、突然、

「ケチかどうか試されている」

という気がして、
「これ一つですけど、今拾ったので
よかったらどうぞ。」と渡しました。
「それは、それは、ありがとう。」
喜んでくれています。

我ながら大見得を切ったことよ🤣。

   
    🚶・・・・・・・・・・・。


さて帰るかな。


と歩いていると、
何か思いつめたように一生懸命

「チビちゃーん!チビちゃーん!」

と呼び続けるおじさんがいる。

ちびちゃんはなかなか出てこない。
何度も何度も呼び続けるその人。
ちびちゃんは孫か? 
リスか?
たぬきでも懐いているのか?
と考えながら横を通り過ぎました。

その人から50メートルくらい離れた
ところに東屋風の小さなベンチがあった
ので、そこに座って休みました。

野菊が朝露を受けてきれいです。

そして、林の階段を
ゆっくり猫が降りてきます。

「ちびちゃんはとはこの猫か」

と思っていると、「にゃあ」と鳴いて
尻尾をピンと立て私の方に歩いてきます。
その間もずっと呼び続けるおじさんの声。

「ほら呼んでるよ。」

と、猫に声かけしましたが、

「にゃあ」

と返事はしますが私の横から動きません。
おじさんが必死に呼んでいるけど、
走って行く気分ではないのだろうと思い、
知らん顔をしていました。

すると、私のベンチの横に
縦に人間のように座り、
自分のお腹を舐めはじめたので
笑いました。

ちびちゃんらしい

こちらを見て気がついたおじさんは、
少し怒ったような声で、

「この猫を探していたんだよ。」

とリュックから餌を出して与えています。

「あああ良かった。元気だったんだね。
心配したよ。」

というおじさんにエサをもらいながら、
こっちを見ている猫。

猫、自由でいいなぁ。

「おたくが座った時はいなかったでしょ?」

「この子、どこから来たの?」

などとおじさんに詰問された私は
そんなこと知らんがな、
なので吹き出しそうになりながら
また歩き出しました。

一生懸命に呼ばれると
行くのがイヤになるその気持ち、
分かるんだよなあ。

     
     🚶……………。


烏瓜
蜘蛛の糸にぶら下がっている葉っぱが
くるくる回っていました
このもみじは色が変わりはじめた🍁

胡桃はないけれど、
気持ちの良い5528歩の散歩でした。

帰りはカレー🍛

            
            終わります🐈



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