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『超ファシリテーション力』平石直之 

今回は初めての読書記録
形式も何も決めずになんとなく読んだ本を記録していく
1冊目も特に理由はなく、最近読んだからこの本
『超ファシリテーション力』 平石直之 著

読もうと思った理由

ぼくがこの本を購入したのは、教師の役割のヒントが「ファシリテーション」にあるのではないかと考えたからである。

教師は教える存在ではなくなってきている。

その良し悪しは置いておいて、ファシリテーションは教師の役割としても、社会人の能力としても知っておく必要があると何となく思った。

ファシリテーションの実用的な入門書

この本はアベプラというAbemaのニュース番組を担当するアナウンサー平石さんの本である。

平石直之 通称「猛獣使い」
ひろゆきさんをはじめとする「クセもの」たちを相手に司会・進行するという大変なお仕事をされている方の著書である。

そしてこの本はそれについて実例や言葉の例まで詳しく示されている入門書であった。
ファシリテーションの本では多くの場合、横文字が多かったり、難しい内容であったり、抽象的で結局ファシリテーションのやり方がわからなかったりする。

しかし、この本は「臨機応変」「具体性」の両方の要素があり、入門書としてはピッタリであった。

丁寧な日本語

アナウンサーらしい丁寧で正しい日本語で書かれており、読んでいて心地よかった。
そして、日本語や敬語についてもっと学びたい、と思わせるほどであった。
そして、番組同様難しい言葉は極力使わずに説明してくれるため、とても分かりやすかった。

巻末のフレーズ集も秀逸

巻末には平石さんがよく使う便利なフレーズが場面に沿ってまとめられている。
まさに読んだその日から使いたくなるフレーズが詰まっている。
本当にこのフレーズ集は秀逸にできており、著書の中でもその使い方に言及している場面がある。

ファシリテーションをしたくなる一冊

これを読んだからすぐにファシリテーションができるようになる程、甘いものではないと思うが、入門書として十分に優しく、内容も具体的なものであった。
これを機にどこかの機会で会議やグループワークがあるときはファシリテーションをして、これらのフレーズを使ったときはさらにファシリテーションについて学びたくなっている気がする。


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