~量産する~自分でデザインしたジュエリーはどうやって製品化するのか【8】

シリーズ2回目の記事で全体の流れをご説明しています。
この回は量産ものの解説です。

また出ます、工程表


量産型

上の画像の3層目、ナンバーなしから以下です。
一点物はこちらで解説しております。

複雑なのは量産です。
上手く回り始めるとスムーズに
発注→仕上がり→検品→販売
と流れが出来ますが、はじめが肝心です。

量産は、原型制作→ゴム型→キャスト→完成の順で制作します。
原型は特殊なつくりなので、量産にするか一点ものにするのかは一番初めに決定しておくのがベストです。
とりあえず作っておいて注文が入ったら量産に、と考えると
後々不具合が起こります。
結局またやり直して原型制作に何倍もコストがかかることもありますので注意です。

ジュエリーの原型はシルバーでつくるのが一般的です。

原型が無いことでおこる不都合

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