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ピーター・ドイグ展

ピーター・ドイグ展、会期終了が近い金曜夜に何とか飛び込む。前売券は1月に買っていたにもかかわらず。

ピーター・ドイグ、多才な人だ。具象と抽象、遠近法と平面的な画面処理等々、確かで多様な技術を駆使しつつ、見る者にはひたすら自由な想像力を提供する。看板の1枚《ガストホーフ・ツァ・ムルデンタールシュペレ》の前では、そこに込められたストーリーに思いを馳せる。

電光ギトギトインスタレーションなど何でもありのコンテンポラリー・アートにあって、ピーター・ドイグは二次元の絵画でなお新しい可能性を見せてくれる(やあホント来て良かった)。

東京国立近代美術館で10月11日まで。これだけの展覧会、最終週はそれなりに混むのだろうと思う。