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目で見て・肌で感じて・空気を吸う~外に出よう!!~プラハ&ウィーンにて

贅沢してると言われるかもしれないけど・・・

今回の旅行に関してnoteを書き始めてふと、「神村さん、仕事も適当にして、お金も時間もあって、贅沢できていいですよね・・・」的に思われるだろうと思いました。いいこと書いても共感はされないだろうなとも思いました。
でも、やっぱり書いておきたいことがあるので記すことにしました。

4日間で見たこと・感じたこと

先日の成田・機内の件もそうですが、プラハの街を見て、ウィーンに来て目に見えるものによって脳が活性化されることを改めて痛感します。へー、はー、なんで???、なるほどな・・・とか独り言しながら街を歩いています。

プラハの朝の風景・誰もマスクしてないです

①とにかく人が多い(美術館などの観光地・レストラン・コンサート会場・  街なか・・)
②マスクしてない、ビニールみたいな仕切りがない
③中国人がいない、韓国人が多い気がする
④キャッシュレスじゃない でも、クレジットカードは「ピッ」てする
 (タッチ式?)のが主流になりつつある?
⑤街がきれい(昔はヨーロッパというと、たばこの吸い殻やごみがたくさん
 落ちていて、汚いイメージだった・・・・それは地域性なのかな?)
⑥毎朝ニュース見てるけど、日本のニュースはやっていない(安倍さんの国葬はデモ・シーンが取り上げられていた)*安倍さん個人への評価は高かった。(まさに外交辞令?)

ウィーン中央駅・地下鉄に乗るのに迷いました

外に出よう・ビックリしよう!!

2年以上も家で仕事していると、それが当たり前になってきて「なんでわざわざ会社に行くの?」という意見に行きつきます。「家でできるんだから家でやればいいじゃん!!」的な反応です。それはそれで尤もなことで、反論するつもりもありません。

だから、あえて言うのです。「それでいいの?」「それだけでいいの?」って。
作業的な仕事は家ですればいいと思います。静かに集中できる場所でやればいいですから。満員電車に乗って無駄なエネルギーを費やすこともないですから。

でも、仕事は作業だけじゃないはずです。創造的で・挑戦的で・一体感という空気の中で・もうダメ/無理を乗り越える瞬間があって・・・・それが本来の仕事の姿じゃないかと思うのです。
そして、それは、残念ながら家にこもっていて、画面越しに話をしていても実現できないのではないでしょうか?

街を歩いて、電車に乗って、人の顔を見て、世の中の動きと空気を感じてこそ、自身の中に創造性が生まれるのではないでしょうか?
オフィスという空間の中で、みんなと一緒になって「できた・やった!!」という感覚・感動を取り戻すのは今しかないと思いませんか?

だから、あえて「外に出よう!!」「会社でやろう!!」と言いたいのです。

旅行記はビジネス日記じゃない!!

プラハ・ウィーンに来て感じたことをビジネスに置き換えて書くのは野暮が過ぎます。
ただ、自分が想像以上の刺激と爽快感を受けていることは事実で、それが仕事につながってしまうのも性かもしれません(泣)。

1時間のクラッシックコンサート 気軽な服装で来られます
コンサート会場は教会 お客さんは100人くらいかな

ガラにもなく、クラッシック・コンサートに2回も行ってきました!!
カジュアルな服装で行ける、1時間程度のコンサートです。
ベートーヴェン、モーツァルト、シューベルト・・・名前は知っていても曲は良くわからないし、その曲聞いて「あ、これだ!!」と言えるほどの蘊蓄もありません。でも、そういう場所に行くことでビシビシ自分に刺激が与えられます。楽しいです。音楽通ではないけれど、気持ちよくなれるのです。知らないこと・今までの自分とは違うことに身を置くことが本当に楽しいと感じています。

自ら機会を創り出し 機会によって自らを変えよ

ご存知の方も多いと思いますが、リクルートの社訓(社是?)です。
この言葉がすべてを包含しているといつも思います。今この言葉を実感しています。

「ごちゃごちゃ言わずに、やれよ。」

それ以上でもなければ、それ以下でもないのです。
強制もしませんし、極端な話、それでどうなろうが知ったことではないというくらいの真剣さ・ある種の冷たさも含んでいます。

自分を変えるのは自分でしかないということです。

海外に限らず、日本国内にも見るべきもの・触れておきたいこと・心揺さぶられる場所はたくさんあるはずです。
リモートワークでいいなら、そういう場所に行ってやってみませんか?
ワーケーションという言葉がありましたが、思いっきりそちらにギアチェンジしませんか?

自宅でやるリモートワークは止めませんか?家にこもっていて、いいことなんて何もありませんよ!!

企業は社員にもっと自由・創造性育成の機会を!!

下世話な言い方になりますが、経営者の皆さんに言います。
リモートワークを徹底するなら、それで浮く「オフィス家賃系費用・通勤交通費」などを全部「社員の創造性育成費用」に振り替えましょう。新しい働き方を提言できる経営を目指しませんか?

「出社する人が減ったから、オフィス代や交通費などのコスト削減効果があって利益率向上になっているんだよね・・・」

とニヤニヤしている経営者の顔が浮かびます。
そのコストは全部、社員向けに回してください。
徹底的に「創造性を育む」アクションに取り組んでみてください。

働く人々は、自らその要求を経営者に伝えてください。会社からの何かを待っていては自身の時間と機会をロスしていくことになります。自分が楽をする・便利になるための権利主張ではなく、自身の向上につながる要求です。

自立しましょう。自律しましょう。自発的に・能動的に。

自分が変わらないと、、、、、日本という国・会社という組織に身を委ねているだけでは未来がない・・・・・と今感じています。

明日は、ブタペストに移動します。



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