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【5回目の「1日1食断食」@龍雲寺】  ~身体と心を調えるルーティーン~ (心と身体の変化編)

2か月ぶりに来ることができました!!

今回は1月31日~2月5日までの5泊6日コースです。

年末年始を挟んで会食・飲み、膝の調子が悪くて運動不足、さらには年末の仕事の忙しさ・・・・
その結果は、ゆるんで鈍った身体と落ち着かない心ということでしょうか。
早期に元に戻すべく、「1日1食断食@龍雲寺」を訪れました。
5回目です!!

これまでとはちょっと違った感覚を得たりできたので、今日から3回に分けてご紹介します。

(変化・その1)空腹感と休肝日づくり

ある程度想像と覚悟はしていましたが、3日目くらいまでかなり空腹感がありました。日頃の生活で膨らんでしまった胃が食べ物を求めるのでしょうね。一度気になりだすとずっと考えてしまうのが空腹感で、なかなか厄介でした。4日目あたりからは平気になりましたが、やはり日頃の習慣の重要性を改めて感じました。
ただ僕はダイエット目的の断食がメインではなく、ここに来ることで休肝日をしっかり作ることができることに重点を置いています。体重や食べ物コントロールはできても、酒はなかなか止められないから・・・苦笑
1~2ヶ月に1回・まとまった休肝日することは意味あると思っているのです。

ここに来ると、「酒飲みたーい!!」っていう感じにはならないんですよね。。。不思議なものです。

(変化・その2)景色の移り変わり

龍雲寺の魅力の一つは、浜松が温暖な気候であること、新幹線駅からも近く便利がよい、それに加えて自然に囲まれていることです。
四季を五感で感じることができます。不思議なもので、こういう変化を体感することだけで、心が落ち着いたり・穏やかになったりします。日本人はやはり四季を感じながら生活する習慣が組み込まれているのではないでしょうか。

初めて来た夏
紅葉している秋
寒々しい感じのする冬
水辺の草が枯れて、鳥たちをよく見ることができます

(変化・その3)写経への慣れと、ちょっとだけ面白くなってきた

今回は毎日写経をやっています。回数を重ねて分かったことが2つあります。一つは、「字をなぞろうとせずに、堂々と書いた方が気持ちい」ということです。これまでは、きちんと書こうとして、恐る恐るなぞって書いていましたから、手が震えたり、線がふにゃふにゃしたりしていましたが、それを止めてみたのです。少々ずれても構わないからしっかり力を入れて書こうとしたら、何となくうまくできた気がしました。
そして2つ目は、「意味が分かると面白い」ということです。般若心経の解説書を何冊か読んで意味が理解できて来たので、書いていて面白くなりました。ただ字を書いているのではなく、文章を書いているような感じにすらなりました。これは大進歩です。

決して上手く書けているわけではないけれど、満足度は高いです

(変化・その4)読経と坐禅がリズムを作る

初めて来たときは小1時間の読経と坐禅で足がしびれ、途中で気が散り、終わった後もすぐには立てない状態でした。「あと何分かな?」とかばかり気になっていたのです。
それが数回参加しているうちに全く違う感覚に変化しました。今では、読経と坐禅で一つのリズムができているかのように感じます。今回などは気温2~5度くらいの中で坐っているのですが、空気の冷たさが一層気持ちを凛とさせてくれます。足のしびれは2ヶ月空いていたこともあり初日は感じましたが、2日目からはしびれはするものの全く気になりませんでしたし、すっと立ち上がることができるとそれはそれで快感であったりもします。うまく言葉では言い表せない満足感・充実感と言ってもいいかもしれません。

一日の始まりはここでの読経から

身体や心が調うことは結果として大事な仕事にも大きな影響を与えます。
そのことについて、もう少し詳しく記したいと思います。(続く)





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