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保護者の未来の想定力で子供の将来決まります

世界が急速に変化して、コロナでさらに加速して、、、今後やってくる世界はどんな世界だろう?誰も今までと全く同じだとは思っていませんよね。

未来を想定する

教育において保護者が今すべき事は、漢字練習や計算練習をさせる事でもなければ、塾に通わせる事でもありません。今保護者がすべき事、それは今後子供達が飛び込むであろう未来を想定する事です。

親の時代と全く違う

2030年には今ある仕事の半分が無くなると言われています。理由はロボットやAIですね。このお話はもう十分過ぎるくらいされていると思います。なので、今必要なのはその変化を自分事として真剣に考える、事です。私たちの時代はほぼほぼ未来が想定通りにやって来てくれました。が、これからは誰も経験した事のない世界がやって来るのです。

想定1ー世界のグローバル化

これに伴ってどの様な社会的変化が起こり、その中で生きて行く上で必要な能力は何なのか?

特に日本は超少子高齢化時代を迎えます。労働生産人口は激減します。経済はもはや日本だけで成立しません。

言える事は、一生日本で、日本人とだけ過ごす未来はどう考えても想定出来ないと言う事です。

想定2ー世界のテクノロジー化

仕事の半分が無くなる張本人はロボットやAIです。車は自動運転になるでしょう。コンビニやスーパーも自動決済になり、そもそももうお店で何かを買う事自体無くなるかも知れません。日本の産業の中核である物作りを考えても、工場はロボットによるオートメーション化が益々進みます。FINTECHの発達で銀行の窓口も、お金自体も無くなります。

要注意なのは、今目の前に見えている以上にテクノロジーの発達は進んでいると言う事。この発達や変化が社会現実として目の前に現れた時は、既に時代は一歩進んでしまっている事になります。そこから変わろうとしても、、、

進まぬ教育改革

少なくともこの2つの社会変化は確実にやってきます。来ないと言う人はいないでしょう。とすると、この様な時代に生きる子供達は、今の教育のままで良いのか?と言う質問にぶち当たります。これもNOですね。確実にNOです。その為に指導要領が改定され教育改革が行われようとしているのですから。

しかし、一向に改革は進んでいません。同様に大人も相変わらずの”教育”を子供に強いています。相変わらず勉強、塾、受験、学歴、部活、校則、、、、

2030年の必須スキル

未来の社会の想定から導かれる必須skillを私は以下の様に考えます。

①本格4技能英語力

②STEAMの理解

③論理的思考力、プレゼン力

④世界の仕組みの理解

⑤人間性・タフさ

そして⑥探究心・探究力です。

端的に言って、パソコンと英語力があれば今後世界中で仕事が出来ます。プログラミングが出来れば、仕事に困りません。つまり、英語力とプログラミング能力があれば、これからの時代世界中を相手に仕事が出来る事になります(これだけでも私たちの頃とは大違いです)。

私は上記6つの能力を未来を生き抜くsurvival skillsと呼んでいます。これら6つの資質が高度にあれば、どんな時代になろうとも生き残っていけると思います。

世界大学ランキングTOP100にわずか2大学

片や学歴はどうでしょうか?世界で通用しますか?世界大学ランキングTOP100に入っている日本の大学は僅か2大学。日本の大学の事など世界の人はほぼ知りません。また、世界で就職をする時に必要なのは、出身大学では無くて、”何が出来るのか?”の証明です。世の中はあなたの出身大学よりも、あなたがもたらしてくれる”解決と創造”の産物なのです。

さあ、この現実を自分事にして保護者が子供に与える教育を変える第一歩を踏み出さない限り、子供達の未来は変わりません。なぜなら、日本の学校はまだまだ世界視点に立って、世界標準の資質を身に付ける教育に転換できていないからです。

とすると、動けるのは親だけです。

ではどう動けばいいの?

に関してはまたこの次にご期待下さい。

一緒に子供達の未来を変えましょう。