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Protect children! part-1

子供達を守る事
これが私たちのMissionです。
では子供を守るとはどう言うことか?

主には昨年話題になった教育虐待から守ること。教育虐待とは、過度な偏差値教育受験教育の事でしたが、個人的には保護者の教育に対する理解不足から、子供を傷付け不幸にする様な躾や勉強の強要だと考えます。

教育とは一体何か?
教育虐待から子供を守る為に必要な事はまずこの質問を真剣に考える必要があります。と言うより親になったら必ず考えて欲しい問いです。

多くの親は子供に幸せになって欲しいと願っています。不幸になって欲しいと願っている親などいないでしょう。しかし何故子供を傷つける様な教育をしてしまうのでしょうか?

それはまず第一に教育の意味を理解していないからでは無いでしょうか。

教育とは、若い親御さんの多くは、お勉強の事だと思っている事でしょう。足し算や引き算、言葉や漢字を覚える事から始まって、小学3年生位から塾へ通って、テストの点数で良い点数を取る事。そしてゆくゆくは良い中学や高校、大学に合格する事。最終的には高い学歴を手に入れて、良い会社に就職する事だと考えているのではないでしょうか?

果たしてこれは本当に教育と言えるのでしょうか?またこの教育の結果子供は将来本当に幸せで豊かな人生が送れるのでしょうか?

私が考える教育は
子供が大人になって独り立ちする時に、幸せで豊かな人生が送れるだけの教養やスキル、人格を身に付けさせてあげる事だと考えます。言い換えると、社会の一員として出来る事知っている事、心の豊かさ、そして正義や平和などの考え方の正しさです。

おそらく若干の文言の違いはあるにせよ誰も否定はしないと思います。では、どこで違ってくるのでしょうか?
おそらく、幸せで豊かな人生を手に入れる為の手段、と言う所からではないでしょうか?

幸せで豊かな人生を手に入れる為にはお勉強を頑張らせ、塾に行かせ、受験させる。この解釈ではないでしょうか?

保護者によっては幼稚園の頃から塾に通わせて、満点が取れてどんどん進級する事に喜びを感じる一方で、点数が悪く、やる気が無い態度を見ると激しく罵る姿をよく見かけます。子供の頃、特に幼稚園や小学校低学年の時にすべき事、身に付けるべき資質や能力は本当にお勉強的な能力だけで良いのでしょうか?

ご家庭によっては低年齢の時からたくさんのお稽古事をやらせているご家庭があります。これも教育の理解を誤っていると言わざるを得ません。

幼児期、幼少期に必要な事、小学生低学年で必要な事、高学年で必要な事。それぞれ年齢によって違ってきますし、違って当たり前です。しかし多くの保護者さんは教育といえば、お勉強の為の塾、お稽古事としか捉えていません。

はっきり言います。それはもはや教育ではありません。教育の一部ではあるかも知れませんが、幼少期に他の事を犠牲にしてかつ子供を傷付けてまでやるべき事ではないと断言します。

年長さんを塾まで送り迎えして扉の外で携帯を見ながら待っていて、終わって出てきた子供に、良く頑張ったねと声をかけている保護者を良く見かけますが、本当に悲しくなります。一つくらいならまだしも、毎日違ったお稽古事がびっしり入っている子を見ると、お金をかけて教育を与えている様には見えますが、親としては手抜き教育としか言いようがありません。

高いお金を払って、あまり子供も乗り気では無い習い事で、しかも子供を傷付け、子供本来持っている個性や無邪気さ、何かに集中する力などを奪ってしまっているとしたら。しかもそれが保護者の教育の不理解でなされているとしたら、本当に不幸だと思います。

どうか子供が輝けるやり方で、教育を捉え直して欲しいと願います。そうする事で親としても輝けます。親子共々幸せな教育の形に気付いて欲しいと願います。