【書評】夜と霧 (新版)
概要わたしたちは、おそらくこれまでのどの時代の人間も知らなかった「人間」を知った。では、この人間とはなにものか。人間とは、人間とはなにかをつねに決定する存在だ。人間とは、ガス室を発明した存在だ。しかし同時に、ガス室に入っても毅然として祈りのことばを口にする存在でもあるのだ
上記のように、人間とは、生きる意味とは、を語る一冊。
原著の初版1947年、日本語版の初版は1956年、そして1977年に改訂版が出され、次いで2002年に翻訳し直した新版が出版され・・・と長く読み継が