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祝福は白く咲く あらすじ


この世には、神に「祝福」されて生まれる人がいる。声の祝福を受けた人は語ることで、その声を聴く人を癒した。木々の祝福を受けた人は、砂漠化が進み苦しんでいる地帯の緑化に貢献し讃えられた。多くの謎に包まれたその「祝福」という才能を持つ「白川すず」と図書館で出会った僕は、彼女と顔見知りになり少しずつ仲良くなる。取り巻く環境が刻一刻と変わる世界で、周りがどう変わっても「変わらない僕」に親しみを覚えた彼女は、あるとき彼女の持つ「花の祝福」の秘密について僕に語ってくれた。その秘密とは、「嘘」が大きな効果を持つと言うものだった。運命に翻弄される彼女は、最後に「嘘のない気持ち」を残して僕の前から姿を消した。

#ジャンププラス原作大賞 #読み切り部門

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