カーニバルを1ヶ月前から楽しむためのパーティ【Fete】
日本から1番遠い島国、
トリニダード・トバゴには
世界3大カーニバルのひとつ
トリニダード・トバゴカーニバルがある。
カーニバルの約1ヶ月前から
フェッテ(Fete)と言うパーティが
ほぼ毎日のように開催されていて
特に、土日はあちこちでフェッテが開催され
ハシゴしながら楽しむことが出来る。
人々はカーニバル本番に向けて
どんどん気合いを入れいくのだ。
フェッテとは
日本で言う音楽フェスやパーティのことで
毎年、同月、同曜日、同タイトルのフェッテが
開催されることが多い。
基本は野外開催でバンドショーだが、
クルーズしながらや、食べ飲み放題もあり
今日はどのフェッテに参加するかを考えながら
カーニバル前の1ヶ月を過ごすのが楽しい。
私が好きなFete
①Army Fete(アーミーフェッテ)
オールナイトのフェッテで
SOCAの有名アーティストが何組も参加し、
またこのフェッテの時だけは
出演者・観客に迷彩服を着ることが
許可されている。
(普段は軍人に間違われるので
迷彩服は着れないと現地民から教えてもらった)
スタートは夜中0時頃。
日比谷公園のように大きな公園に
設置されたステージから
爆音のソカが朝方まで流れる。
ちなみに、周辺は住宅ばかりだ。
私が参加した時の大トリは
キング・オブ・SOCA
Machel Montano(マーシェル モンタノ)
Mashelが登場し仁王立ちしているだけで
会場の空気が一気に変わったのを
数年だった今でも鮮明に覚えている。
まるでMichael Jackson「デンジャラスツアー」
オープニングで失神者が続出した時の様だった。
(デンジャラスツアーは映像で見ただけ)
フェッテの終了と共に花火が打ち上げられ
大満足のフェッテだった。
また興奮しすぎて夕方にまで寝れなかったな。
② Machel Monday(マーシェルマンデー)
記述したキング・オブ・SOCAのMachelも
自身のフェッテを開催している。
開催日はカーニバルマンデー
(カーニバルの予行練習日)
1週間前と決まっていて、
他のフェッテは一切開催されていない
正にMachelのためだけの月曜日なのだ。
ゲストも毎回豪華だが、
2019年はアシャンティが登場し
非常に盛り上がった年となった▼
③J'Ouvert (ジュベー)
これは上記2つのフェッテとは違う。
カーニバルマンデー(カーニバルの予行練習)
前日の日曜日夜中から朝まで
DJ達が延々とソカを流し
広場や街に集まった参加者がお酒を飲みながら
ペットボトルや水風船の中に
絵の具(たまにペンキ)と水を入れて
かけ合ったり、投げ合ったり、
泥をかけ合ったり、大量の水を浴びたり等…
普段では体験できない参加型パーティだ▼
大人になってから
こんなドロドロのベタベタになることないし
お酒も入って中、爆音でソカを聞けるので
ジュベーは非現実的で本当に楽しかった!
しかし、調子乗りすぎると
カーニバルマンデー(予行練習)
カーニバルチューズデー(本番)まで
体力が持たないので注意するように。
実は、世界中でジュベーは開催されていて
日本でもSOCAやトリニダード・トバゴに
精通した方々がジュベーやカーニバルを
開催しているので興味がある方はぜひ▼
2022年のカーニバル
昨年はコロナの影響で中止になったが、
今年はカーニバル開催状況について
トリニダード・トバゴのローリー首相は
「ストリートパレードやワクチン未接種の集まり、大規模な公開パーティーは行われませんが、
フェスティバルの一部でセーフゾーンを作り
開催される予定」と述べている。(参照)
私は今年も参加出来ないが
感染を最小限に抑えて
楽しいカーニバルが開催されることを
日本から祈っている。
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