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DDFTリスト75枚解説

こんにちは
このnoteでは、私が2023/03/11の関西帝王戦レガシーで使用したDoomsdayのデッキリストを元に、それぞれのカードの役割などを解説していきます。

備忘録を他人が読める程度に手直ししただけの文章なので悪しからず。


フェッチランドのバランスが異なってますが特に違いはありません


土地

魂の洞窟を除いて15枚をベースにしています。現状の構築では2ターン目までにDoomsdayを唱えることを目指しているため、先手なら初手7枚+通常ドロー1枚の計8枚の中に土地が2枚存在する必要があります。よって15枚を下回ることは無いと思います。

Underground Sea
今回は純正2色で組んでいるため、Underground Seaは4枚です。このデッキはBBBを用意した次のターンにはUUが必要になります。


不毛の大地で破壊されない青マナ源です。打消しと不毛を要するデッキにはこれと魂の洞窟でタッサの信託者を唱えましょう。


構築によって分かれる部分です。沼の代わりに5枚目のUnderground Seaである湿った墓が採用されることもあります。今回のリストではサイドボード含め75枚中1マナハンデスが6枚とむかつきデッキと同等の採用数なため、デルバー系デッキに対して破壊されない黒マナ源が必要と感じています。

魂の洞窟
タッサの信託者を安全に着地させることができます。初手に来ると悲しくなりますが、サイド後は稀にシェオルドレッドをバックアップしてくれることがあります。

フェッチランド
すべてのフェッチランドが青黒にアクセスできる必要があります。デルバー戦にて沼をサーチすべき場面があるため、汚染された三角州を除いて1枚だけ沼のフェッチランドを採用しています。

ドローソース

思案
渦まく知識
特に説明する必要もなく4枚です。本当は追加で定業も入れたいところですが枠がありませんでした。

マナソース

暗黒の儀式
本当は8枚入れたいカードです。これと最後の審判のセットがデッキ自体のパワーを支えています。

水蓮の花びら
暗黒の儀式がない場合の代用①。青マナも捻出してくれるのでパイルにも貢献してくれます。概ね2枚は採用されます。

陰謀団の儀式
暗黒の儀式がない場合の代用②。島を引いてしまうと水蓮の花びらではBBBが捻出しづらいのですが、陰謀団の儀式はこの問題を解決してくれます。

デッキの高速化に伴い水蓮の花びらと陰謀団の儀式が合わせて5枚必要となりました。プレイの過程で意図的に島を場に出すことを考えると4:1よりは3:2のほうが良いと考えています。もし6枚目を入れることになったなら、ハンデス枠に悲嘆を採用する場合以外は4:2になります。

コンボパーツ

最後の審判
本当は8枚入れたいカードです。
ちなみに古の時代はメイン3:サイド1にして燃え立つ願いからサーチしていました。

親身の教示者
本当は1枚も入れたくないカードです。高いくせに弱いし。
最後の審判を8枚入れた気分になるために仕方なく採用されています。
このカードの枚数は自分が何ターン目に最後の審判を唱えたいかによって変動すると考えています。したがって、夏の帳や沈黙でバックアップするタイプのデッキであれば同一ターン中に必要になるマナの数が多くなる(=土地を伸ばす必要がある→仕掛けるターンが後になる)ため枚数は減少します。


妨害用スペル

意志の力
説明する必要もなく4です。親身の教示者をピッチコストにできると得した気分になります。

目くらまし
本当は1枚にしたいのですが、先手の上振れがあることと、デルバー戦で相殺をカウンターする仕事があるため2枚にしました。3枚入れてる人もいれば0枚の人もいます。

呪文貫き
1枚の自由枠です。狼狽の嵐にしている人が多いです。激しい叱責を想定して採用しました。騙し討ちをカウンターできるのは良い点ですね。

思考囲い
強迫
デルバーに対してAnTのように動くべきと考えているため、サイド含めて75枚中ハンデスを6枚取りたいと考えました。思考囲いは3枚以上採用すると、通りの悪霊と合わせてペイライフが多すぎるので2枚にしています。
メインのハンデス枚数は3~5が一般的です。

その他

ライオンの瞳のダイアモンド
最後の審判を唱えたターン中にタッサの信託者まで到達するために採用されます。
ヴィンテージのDoomsdayを使った後にこのカードを見ると、自分はどうしてこんな苦労をしているのかと悲しい気持ちになります。

タッサの信託者
忍耐を使用した遅いデッキに対して2枚使用するため、75枚中2枚は必要と考えています。
2枚入っていれば1枚引いてしまっても意志の力のコストにできます。

通りの悪霊
Pile Openerになるので可能な限り採用したいです。が、ペイライフが痛いので2枚に抑えています。

秋の際
通りの悪霊の代わりになるカードです。ごく稀に親身の教示者からサーチすることがあります。

サイクリングを3枚以上採用すると、最後の審判解決後2ターンかけてタッサの信託者+魂の洞窟を呪文を唱えることなく揃えることができます。少なくとも3枚を切ることは無いと思います。

考慮
渦まく知識を使用したパイルの際にライブラリを0にしやすくなります。キャントリップとしては弱いので1枚のみの採用です。
ナーセットや迷宮の霊魂をケアする仕事があります。

サイドボード

否定の力
4枚です。コンボおよび虚空の杯など置物で妨害を使用してくる相手に対して入れることになります。
損してカウンターしているので強くはないですが、キルターンを短めに設定している今回の構築ではマナを使わずに相手に対抗できるのは大きいです。
バウンスや、3色目を採って置物破壊を入れることになれば減らします。

強迫
メインで触れているので割愛

神秘の論争
コントロール系およびSnTに対する追加のカウンターとして採用しました。船殻破りをカウンターできるところ、8cast相手に虚空の杯=1の上から唱えることができるところを評価しています。

狼狽の嵐
神秘の論争と合わせて3枚確保したい、カウンターをカウンターする枠です。全て神秘の論争にするとリアニメイトのような青くない相手に入れるカードが足りないので1枚採用しました。75枚換算でメインの呪文貫きと合わせて4枚採用できると、コンボやコントロールに対してかなり手厚く立ち回れます。

致命的な一押し
出てしまったヘイトベアーを対処できるカードです。デスタクの数が戻ることを想定して虐殺にしても良いとは思いますが、今回のリストではデルバー相手にメインボードのカードを6枚抜くことになっているため、代わりに入れやすいこちらを採用しています。

残響する真実
出てしまった置物を対処できるカードです。バウンスを一枚だけ採用しておくことで、倦怠の宝珠などの致命的な置物を後から対処できる可能性があります。
蒸気の連鎖だと虚空の杯に対処できないので2マナが望ましく、ウルザの物語の構築物トークンを一度に対処できることを評価しています。

黙示録、シェオルドレッド
デルバー系、バーン、およびミラーで使用します。採用がバレてしまっているためデルバー側も邪悪な熱気などをサイドアウトしてくれません。正直もう強いとは思いませんがメインの親身の教示者よりはキープ基準になってくれます。
基本土地をしっかり並べて、キャントリップからコレor最後の審判を探す動きが一番やりたい行動なので、マリガンを軽減してくれる意味でも抜けることはまだないと思います。
シェオルドレッドと最後の審判の両方に対応できるいいカードがデルバー側に採用されるようになったら抜けます。
なお、ミラーマッチにおいてはコイツが最強です。

トーモッドの墓所
リアニメイト相手で、「先に最後の審判→キャントリップからトーモッド置いてエンド」をやるために採用されていますが、青黒リアニに対しては信頼性が少し下がっているのが実情です。素直にカウンターをパイルに積んだほうがいいこともあります。
青くなくて緑のデッキに対して忍耐ケアでも使用することがあります。アロサウルス飼い+忍耐の組み合わせに耐性があります。


親身の教示者の採用枚数について

 以前は親身の教示者を3枚にしていましたが、イニシアチブがデッキとして成立した後は4枚にし、速度で対抗できる構築にしていました。
 しかし、3/6に表現の反復と白羽山の冒険者が直前に禁止となったことでメタゲームが読めなくなりました。
 最初は、イニシアチブの登場以前のリストに戻そうかとも考えていましたが…

・新環境かつ反復もないことから4cコントロールのような青くて遅いデッキは上位には少ないだろう
・スイスラウンドでは今までイニシアチブに押さえつけられていた非青の中速デッキと当たる可能性がある
・リアニメイトやスニークショーが勝ち上がるだろう

以上の理由によりメインデッキの初速を下げないほうが良いとの結論になったため、親身の教示者は4枚採用となりました。

あれこれ理由を挙げていますが、要するに「わからんので速さでなんとかしよう」になっただけです

実際はTop8にコントロールとアルーレンが1名ずつ入っていたもののコンボ多めといった様相でした。当たらずとも遠からずといったところですね。

今後、コントロールやアルーレンが増えるなど環境の低速化が進むようなことがあれば枚数を減らし、その分対策の対策ができるような構成にするかもしれません。

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