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2023年のあれこれふりかえり

青山学院大学ワークショップデザイナー育成プログラム(WSD)で共に学んだ34期の仲間と作るアドベントカレンダー2日目への投稿記事です。



今年のアドベントカレンダーはさとりんが発起人のバトンを引き継いでくださり実現しました!さとりん、どうもありがとう♡

では、この1年をふりかえってみます。

1年間のワークショップ(ざっとふりかえり)

WS参加 & 実施 トータル回数 : 39回
対面 : オンライン = 17 : 22
参加 : 企画・実施 = 32 : 7
参加したWSのジャンル : 対話、アート、読書、キャリア、Points of You®、学び、家族理解、自己理解、内省 etc.

月平均にして約3回、今年もワークショップに参加するだけでなく、企画・実施に関わることができた。オリジナルに開発したプログラムは3つ。多くの気づきや学びを得る良い経験となった。

どれをとっても素敵な経験だったがその中でも1つだけピックアップするとしたら埼玉県立近代美術館での鑑賞ガイドスタッフの経験だろう。

対話による鑑賞

当日までの流れはこんな感じ。
事前の特別研修で活動の内容・当日の流れ・座学で対話による鑑賞について学んだ後、2つの研修グループに分かれて実際に鑑賞ツアーを体験した。各自1作品ずつ担当しファシリテーションの練習。その後ファシリテーター側と参加者側の双方の視点から、気づいた点、良かった点、難しかった点などをお互いに共有しあった。その後、最終的に自分が担当を希望する作品3点を申請し活動日を迎える。

当日の朝、タイムテーブル・一緒にグループを担当する3人組のメンバー・ガイドを担当する作品(1人1つ)の発表があり本番へ。事前予約のないプログラムだったので来場者に対して参加の声掛けも行った。

たくさんの参加者に恵まれて2つのグループに対してガイドスタッフを担当させていただいた。

「肩幅せまっ!」「マントの中にある手はどんな形?」などたくさんの想像で盛りあがった作品:ジャコモ・マンズー 《枢機卿》
「座り心地が思ってたのと違う!」「あっ!パプリカだ!」と五感を働かせながら鑑賞した作品:ヴェルナー・パントン 《パントン・チェア》

子供たちの自由な発言をひきだしながら大人も子供も一緒になって対話をすすめていくと作品の見えかたや楽しみかたの幅がどんどん広がっていくそんな豊かな時間だった。

社会教育士というものとの出会い

今年は不思議なご縁に導かれて「社会教育士」というものに出会った。このことについても触れておきたい。

遡ること昨年の9月。WSD同窓会のブレイクアウトルームで「学び・振り返りグループ」でご一緒になった青8期の晴歌さん。
Points of You®をされていたり同じ埼玉県在住ということから親近感を抱いた。そしてnoteの記事から晴歌さんが社会教育士になったことを知った。

社会教育士について調べていくと、ファシリテーション、地域コミュニティ、コーディネート、多様性、対話、講座、協働などのキーワードがたくさん見つかった。恥ずかしながらそれまで存在自体知らなかったが、社会教育士の活動内容は広範にわたり、かつWSDの学びとも強い親和性があると感じた。

社会教育士ってなに?(文部科学省サイトより)

人づくり・つながりづくり・地域づくりにいま、社会教育士が必要です

https://www.mext.go.jp/a_menu/01_l/08052911/mext_00667.html

時は流れて今年の6月。晴歌さんから【埼玉県】社会教育人材プラットフォーム「キックオフ交流会」のご案内をいただき参加することに。(そこでは昨年川口市飯仲小のWSでご一緒したミロさんとの再会やWSD大先輩のルパンさんとはじめましての嬉しい出会いも!!)

交流会の会場では、オンラインで講演を何度か視聴したことのあるサステナブルタウン代表の萩元直樹さんと直接お会いすることに。そこで社会教育士に関する基本的なこと、萩元さんの今までの活動や、今年立ち上げられた社会教育士のための協学・共創コミュニティのことなどについて色々とお聞きすることができた。

後日、萩元さんから資格の有無を問わないオンライン勉強会へのお誘いをいただき参加した。1時間の勉強会は社会教育への熱い思いを感じる濃厚な内容だった。そしてそれはまさにWSDで学んだ学習観のひとつである「社会構成主義学習観(=学習とは意味の生成=人と関わることで学んでいること=他者との相互作用から生まれてくることも学び=わかちあい)」的な場であると感じられ、そのようなに身を置けていることをとても嬉しく思った。さらにそこで資格の有無を問わないコミュニティ「はじめよう社会教育士」があることを知り面白そうなのでメンバーになってみた。

将来、私自身が社会教育士を目指すかどうかはわからない。しかしこれから社会教育・社会学習に興味のある方々とゆるく繋がっていくことはなんだか楽しそうな事が起きるきっかけになりそうな予感がしている。

こうしてふりかえってみると今年も盛りだくさんだった。
さて、来年はどんな一年になるのだろう。一年後が楽しみだ。


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