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優しい気持ちに

久々に気持ちを…
先日流行病になった時のこと

思いの外辛くて、動けない
4月から夫との2人暮らし
仕事の都合で絶対罹るわけにはいかない、
と念を押され

友人からの差し入れで生き延びる

仕方ないことは承知している
でも心細さは別もの

少し話ができるようになった頃
息子からの連絡
何か届かなかった?
ポスト見た?

ねこんでいたとき
不在票あり
フォローしていたストーン屋さんから
頼んだ覚えも
住所を書き込んだ記憶もない
疑心暗鬼になりながら
配達依頼をする

届いた箱を恐る恐る

キラキラ輝く
かわいらしい石たち
まさかと思いながら息子に連絡を取る

旅行に行ったら石屋さんがあって

好きでしょ

わたしのトリセツを持つわが子
溢れる気持ち
溢れる涙
距離はあっても
一番近くにいてくれると感じた
そんな日だった

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