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突然ですが、異動です

都内のメーカー系商社で働く3年目営業女子です。

突然ですが、本日異動が言い渡されました。

弊社は日系企業にしては珍しく12月決算の会社。
1月~6月が上期、7月~12月が下期で、上期の辞令は12月に終わったばかり。

そのためまさかこの時期に辞令が下ることはほとんどなく、
そんな告知があるとはまったく予想もしていなかった。

ちなみに異動理由は、先輩女性社員の退社で空いた穴埋め。
(仕事出来なさ過ぎて飛ばされるのかとヒヤっとしたけど違った、、、)

入社後1年目の研修期間を終え、初めて配属された課からの異動がイレギュラーケースで、なんだか呆気に取られている。

これがサラリーマンだ

今の課から急に離されることや自分のお客さんを手放すことに寂しさ抵抗やはもちろんあったのだけれど、それよりも頭を占有したのは「うわー…これがサラリーマンだ…」という思いだった。

自分のお客さんとどんな仕事をしようか考えたり、お客さんの業界の解説本を買い込み勉強したりしている間にも、上の人たちの間ではこの話は粛々と進められていたそう。

そんなことはおかまいなしに機械的に人員ががちゃんがちゃんと引きはがされ、貼り付けられる。

最近決まった案件も、これからだという案件も、
最後まで見届けられず、今まで何のために頑張ってきたのか分からなくなってきた。

分かりやすく言うと、落ち込んでいる。

これがサラリーマンだと分かっていたはずなんだけど。

言わない後悔よりいう後悔

落ち込む要素は数えきれないし、新しい部署がまたかなりハードな様子なのでプレッシャー感じまくりの中ではあるが、次の組織に移るにあたり一つ決意したことがある。

それは自分の思いを、常日頃から周囲に話しておこうということ。

周りに明言はしていなかったが、私にはマーケティングの仕事がしたいという希望があり、上期が終わる6月までに仕事をひと段落させて転職することを考えていた。

(マーケティングがしたいが、最初はビジネス基礎をしっかり学びたいという希望のもと計画的に営業職を志望し、それは叶えられた。ビジネスコミュニケーションに苦手意識があり、あえて営業職につくことで無理やりにでも最初に苦手を潰しておこうという計画だった。ただ、もともと文化系出身の私に体育会系の空気は息がしづらく、苦手を潰す前に自分が潰れる気配がしてきていた。だから早めに職責を変えるつもりだった)

期末期初の上司との面談の中でもその希望は示唆レベルで話してはいた。

けれど私のその勝手なプランを事細かにペラペラしゃべったり、「転職」というキーワードを出したりはしていなかった。
(どういう形であれ、人事権のある上司に別組織への異動希望を話すというのは勇気がいるものだ。)

だけど、もし上司がそのプランを知っていたら、もうすぐ転職するかもしれない私の配置換えはなされていただろうか?

サラリーマンだから、そんなことは関係なくあっさりとバイバイ、コンニチワしていたのかもしれない。

ただ、「もし私が話していたら」「もし上司が知っていたら」この人事は変わっていたのだろうかと思うと、どうしても後悔してしまう。

配置換えされたことでしばらくは引継ぎに明け暮れ、不器用な私は転職のタイミングを逃してしまうだろう。

思い描いたプランがあったのなら、それが形を帯びていなくても、発信していかなくてはならない。発信しなくては誰も分からないし、めぐってきた好機も逃してしまうだろう。

だから決めた。
私は何がやりたくて、何がやりたくなくて、何が得意で何が苦手で、こう考えていて―――――。
些細な意思かもしれないけれど、発信していこう。
知っておいてもらおう。。

結果が変わらなかったとしても、言うと言わないとではモヤモヤ感が全く違う。

事が起こってからでは遅い。
後悔しない生き方をするために、後手に回るのはやめよう。
先手必勝が吉!

一瞬の内示という出来事から、大きな教訓を得た。

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