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答えはひとつじゃなくていいよね

■共通テスト「英語」

いろいろな方が共通テストの
英語の問題を解いて、考察が
出始めてる中遅ればせながら
私なりに感じたことを
書いてみようと思う。

■全体的に感じたこと

前回のnoteでも触れたように
暗記重視で乗り切れる試験では
なくなることが試行テストの段階で
わかっていたので、初めての共通テスト
全体として私は「まぁこんな感じか」
という印象だった。
各予備校から出されている予想問題集も
全て目を通していたが、予想に反した
問題形式も多かったことが次のような
声につながっているのだろう。

■なぜ難化と感じたのか?

予想問題集をこなしてきている
受験生たちがなぜそんな風に感じるのか。
それは予想問題集からそう大きくは
変わらずに出されるだろう、という予測が
あったのではないだろうか。確かに
模試も予想問題集に近い形式が多かった。
ところが
実際には傾向の異なる問題が続く結果と
なり、焦りと不安から難しいと感じたのでは
ないだろうか。

■想定外の経験

間違えて学ぶことをたくさん経験している
子供たちは想定外の出来事にも柔軟に対応が
できる。「まぁそういうこともあるよね」と
次の手段を考える力があるから。
それは、経験を重ねて体験を重ねて力になって
いくもので、一朝一夕に身に付けられるもの
ではない。勉強だけでは知ることができない
経験や体験をすることで、
間違え方や修正方法を手に入れられる。
今子供たちに必要な学びって、暗記した知識を
アウトプットすることではなく
実際にやってみて知ることなんだと思う。そして
そこでたくさんの想定外を経験してみること
なんだと思う。

■答えのない時代

生きていく上で「答えのないこと」が
ますます増えていくこれからの時代を生きていく
子供たちに、私たちが伝えられることは
一体なんなんだろう。他の教科も同じような
ことが起きているのかもしれない。ただ
英語という教科を通して、できることなら
もっと答えがたくさんあっていいと思う。
(現実的ではないことは重々わかった上での
発言です・・・ご容赦ください)
この問題の答えはこれ、って1つに絞って
解かせる意味が全く見当たらないのです。

■Mフラ的学びの方向性

今回の共通テストから私が受け取った
メッセージは「来年度以降も同じような問題が
出るとは限らないよ?」だと思っている。
予想問題集解きまくってなんとかなる時代は
もう終わったのだ。これからは
どれだけ多くの経験や体験をしたことがあるか
が鍵になってくる。知らないことはイメージが
できないから試験の場では焦りや不安に変わる。
Mフラはここから大きく学び方を変えていく
必要があると改めて考えるタイミングに
なった。今まで以上に、たくさんの経験や体験を
魅せる場所として空間をプロデュースしていく。

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