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10年に一度のお祭り/ネルフェス2024感想

 ネルケプランニングが手掛けた作品が大集結するネルフェス2024に参加してきた。
 大好きな作品、名前だけ知っている作品、全く知らなかった作品、その全てを堪能できた。改めて既知作品の良さを感じるとともに、新しい出会いも生まれる素敵なフェスだった。
 しかしこのフェス、10年おきの開催らしい。オリンピックよりも、万博よりも、間隔が長い。
 身近な資格や免許の更新は5年おき。10年も空くものって想像できない。どれくらいなんだろう??? もう3〜4年おきにやってほしいくらいだ。

社長の愛されがすごい

 オタク、社長のこと好きすぎ。実際終わった後一番盛り上がったのが社長についての話題だった。私も社長大好き。
 あと多分社長から我々への愛はでかい。客というか消費者なのでそれはそうだけど、それにしてもキャストより社長の方が我々への想いが大きいのでは?そう思わせられる時点で本当にすごいと思う。

交わることのない世界が交わる

 今回最も印象的だったのは、さまざまな作品が同じ舞台の上に同時に立ち、そこで動くという場面があったことだと思う。世界観を守る作品もあれば比較的自由な作品もありつつ、知り合いのキャストや自分が関わっている作品に各々絡んだり、絡む気はなかったのに偶然交わってしまったりと交流があった。
 同じ作品からの出演でも実際共演するのは初めてだというキャストもいて、なかなか新鮮に見えた。

一部作品の感想

・新テニミュ
トップバッターに相応しい貫禄。私はあまりテニミュには詳しくないが今牧さんのリョーマはすごくリョーマっぽいなと納得した。浅すぎる感想である。

・魔法使いの約束
世界観を守り、作品の説明と紹介をメインにした構成だった。魔法使いの自己紹介と設定の説明に始まりエチュード、集いし者たち、始まりの合図と印象的かつまほやくの良さが詰まった楽曲を披露していた。

・アザゼルさん
ベテランの声優さんって本当に喋るの上手い。時間は短かったが密度としてはダントツでは?

・レヴュースタァライト
女性陣は歌上手いのが基本ラインなのか。声質も印象的な方が多かったが声優もされていると聞いて納得した。自己紹介の際に周りから「声すご……」みたいな声が漏れ聞こえていた。

・ヒプステ
もっと踊りメインかと思っていたが、思ったよりラップ(歌唱)や煽りに力を入れていていろいろとすごかった。バックダンサーのダンスが凄まじくて他じゃなかなか見られないアグレッシブなパフォーマンス。
マイクや衣装が凝っているうえにビジュアルも良かった。

・エーステ
最近ご無沙汰していたがしっかり踊れて楽しかった。世界をすーぐ乗り越えて絡みにいく賑やかさはさすが夏組。

・刀ミュ
トリを任される作品になってくれて嬉しい限り。
チーム(作品)ごとだったので初見の人は「とーけんらんっ🎶くらいは知ってるし〜」と思っていたところ一切知らない曲が始まったという感じだったかもしれない。「刀剣乱舞」やらないのかい……とも思ったが普通に楽しかった。代わりに参騎の曲で全員出てきてくれたので。
最後のファンサタイムでも篭手切に絡まれた山姥切が嬉しそうでこっちまで幸せになった。

 と、とても楽しいお祭りだった。始まる直前にセンステがあることが判明して個人的には助けられたがかなりばたついていてずっと騒がしい一日だった。
 ネルケプランニングさん、いつもありがとうございます。これからも作品を楽しみにしています。

 次は2034年。内閣府の予測によると高齢者が人口比率の30%を超えたあとの世界線らしい。もはや35%に迫る頃合い。10年後は一体どうなっているのやら。2.5次元や舞台の盛衰はいかほどか。

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