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初めて二郎系ラーメンに行って普通ラーメンを食べたっていう独り言

先週の土曜に、初めて二郎系ラーメンを食べに行った。人生初の素直な感想を書きたいと思うので、初心を忘れたジロリアンの方や、これから二郎系ラーメンに挑戦してみたいと思っている方に少しでも参考になればいいなと思う。

Google mapで調べて、近場で1番評価が良かった「ラーメン豚山」に行った。二郎系はいつも行列ができているイメージだが、Google mapの混み合い度予測では「待ち時間なし」との事だったので軽い気持ちで向かった。
しかし、着いてみれば店横に沿って15人ほどの行列が出来ていた。客層は若い男性何人かにカップルが2組。二郎系は通称ジロリアンと呼ばれる所謂二郎系通の人ばかりが行くイメージがあったので、割と入りやすそうで安心した。

灼熱の日差しの中待つことおよそ20分。ようやく店内に案内され食券を購入(すでに汗だくになっていて、店内は涼しいことを期待したが暑くてがっかりした)。事前に二郎系ラーメンに行く時は現金を用意するべし(ラーメンに限らず食券の店は全部そうだが)とあったので、千円札を用意して行ったのだが、なんと電子決済も出来る販売機だった。チェーン店らしく近代化が進んでいるな。

店内で食券購入後すぐ、入り口で客の整理をしていた店員さんに券をお渡しし、「ミニ1人!」と私の弱腰が店内中にバレる。(豚山にはミニラーメン(125グラム)、小ラーメン(麺250グラム)など麺少なめのメニューがある。グラム数が明示されてるあたり初心者には安心)そして1番奥の席に通され、水と紙エプロンを取って着席。

「ニンニク入れますか?」と聞かれたらこのように答えてください、と壁にはられている説明をしっかりチェック。これも初心者に優しい。

他の人のコールを聞きながらヤサイ少なめか、そのままか、かなり悩んだ。ヤサイ300グラムってどのくらいだっけ?

「1番さんニンニク入れますか!」
(席前に番号が書いてあり、ここで指名されたらコール)
「ニンニクヤサイ少なめで!」
直前のカップルの女性のコールを完コピし無事コール完了。

安心したのも束の間、すぐラーメンが出てきて慌てて受け取った。(オオオYouTubeでみたやつだ!)

野菜をスープによく浸して食べる。
オイシイ!!(チョットスクナイ⁉︎)
麺(二郎系独特の太麺)食べる。
ウワアアオイシイ!
豚食べる。
ウワアアアトロトロデオイシイ!!!

1人心の中で歓喜しつつ、一度も顔を上げることなく啜り続け、汗も鼻水もダラダラ垂らしながら完食!

10分も経たずに食べ終わったと思う。使ったティッシュは後ろのゴミ箱に捨て、
「ごちそうさまでした!」
とカウンターにどんぶりを返却。
すると、
「綺麗に食べていただいでありがとうございます!!」
と言ってくれた(ミニラーメンだったのに、
口コミ通り終始優しい店員さん)

まだ並んでいる人がいるので急いで退店。最後の「ありがとうございました」は小さすぎて店員さんには聞こえなかった。恥ずかしい///。

体の内側からアツアツになっていたので、外の暑さも全然平気で、高揚感に包まれて帰った。
こうして私の「初めての二郎系ラーメン」は終わった。

感想
二郎系のラーメンの見た目や味は大体どこも似たような感じらしい。スープは乳化系、麺は太麺、ブタは分厚い、など。

スープは濃いめになっているので、麺や野菜が多くてこそ美味しいラーメンだと思う。次はちゃんと普通量食べたい。

そしてなぜか二郎系には存在する、店>客というかんじ、面白い。暗黙の了解で、店員さんを煩わせてはいけない!という空気を感じた。

そして何と言っても、また行きたい!と思ってしまうこの感覚。味や雰囲気こみで。
次はもっと多い量に挑戦したい!とか、次は汁なし食べたい!生卵につけて食べてみたい!という欲が出てくる。これが多くの人が二郎にはまる理由かも知れない。
二郎系にある一種の(勝手な)大食い挑戦に、買っても負けても、また挑戦したくなってしまうんだろう。
私ももうハマってしまったかもしれない




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