何かを極めたい人が大切にするたったひとつの方法
あなたには何か挑戦をしていることがありますか。これだけは極めたい。そう思い日々頑張っている人もいるかもしれませんね。しかし、ひとつのことを極めることはそう簡単なことではありません。
何かを極めるために重要なことがあります。それは『基礎力を身につける』ことです。
基礎なんかとっくに習得してる。そうおっしゃる方もいるかもしれません。しかし、その基礎、本当に丁寧に慎重に学ばれたのでしょうか。この質問に自信をもって頭を縦にふれる方であれば、次のステージへ行っても良いと思います。しかし100％そうではなく、「え？待てよ」と何かが脳裏に過るのであれば、もう一度、基礎を見直してみることをオススメします。
基礎が身についていないとなると、最終段階での出来具合が低いものとなります。また、何かしらの基礎が抜けていれば、途中、自身のつまずきにすら気づかないでしょう。基礎を学ぶ時間はかなり必要です。
例えば、大学受験において、小手先だけの受検テクニックを身につけたところで、少し問題を捻られると途端に対応できなくなることはよく聞く話です。
受検を再チャレンジするために受験塾などへ通った方であれば、おそらく基礎の重要性は十分理解しているでしょう。現役時、何が足りなかったのか。成果が出てくる夏頃にはそれに気づいたはずです。
受験塾で浪人生がまず何をするのかと言うと、最初は基礎固めです。一度受験しているから基礎などいらないのではないかと思う方もいるかもしれません。しかし、案外、この基礎力の抜けが合否を分けた場合が多いです。そして数か月、みっちり基礎を磨くとどうでしょう。浪人生は信じられないほどの実力を発揮することになります。
基礎を身につければ、後は自分なりの方法を編み出していく。そうすれば、試行錯誤の上、解答を手繰り寄せる力がついていきます。
ベースが出来上がらないうちから、自分の力を過信し、思うまま進んでいく。もちろん、それでうまくいく部分もあるかもしれません。しかし、基礎がものになっていないと、大半の場合、いずれ何かしらにぶち当たってしまう。いざという時に対応できないのです。
ひとつのことを極める場合、勢いだけで、その最終地点に到達するのは難しいと思います。もしあなたが今、何かに行き詰まりを感じているのであれば、『基礎』について振り返ってみて下さい。案外そこにヒントが隠れているかもしれませんよ。
今日は『基礎力』の重要性についてお話しました。年が明け、さまざまなことにチャレンジされている方の参考になれば幸いです。
受験シーズンも到来ですね。まだ時間はあります。伸び悩んでいる方はぜひこの『基礎』について振り返ってみて下さいね。
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