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アニメーション制作ができるようになった話(完成品の公開はなし)

年末から3月中旬にかけてループアニメーションを作ってきた。

結果、いろいろツッコミどころはあるが「できるようになった」
およそ5秒程度、キャラがひたすら物を食べている様を作ることができた。

今回、アニメーションが自分の現在の環境でも出来る事がわかってから、「アニメーション作る能力があるなら何がしたい?」と自分に問うことから始まったが、振り返るとこれは「引き寄せの法則」だったんじゃないかと思うのだ。

そして、それはスピリチュアル的なことでは一切なく、「作れる未来」を想像できれば成し得るということも実践を通じて学べた。

固定記事にしているSUZURIに続いて、アニメーションも自分の中で締め切りを作ってそこに向けて取り組むことでなんとかなった。宣言はしたようなしてないような、なのでそこを抜きにして達成要因を考えると3つ大きな理由があるように思う。

・「やる」と決めること

・実現させるために無理なく進み続けること

・ある程度工程ごとに目安の期間を区切ること

個人的にこの3つが一番達成に必要な要素だったと思う。

結果的にはある程度出来に妥協が発生するが、なによりも「完成形に持っていく」ことを今後制作物を他の作品と比較したり、自分のために振り返ったりするため、今回の一番の目標とした。

お手元に描けるもの、複数枚の絵を表示して動かす機能があるもの(ちなみに絵が準備できれば動かす機能は別のアプリも併せて使うと出来る)があるなら私が作った程度のアニメーションなら専門的なソフトがなくても作れなくはない。

自分のためにも振り返りを兼ねて書いてみることにする。

・「やる」と決めること

なによりもまずこれ。できるかもしれない…になったらぜひ、どうにかして「やる」を選ぶ。
私自身は、思い描いたように絵が動かせたら気持ちいいだろうな、題材に選ばれた人に届けたら喜んでもらえるかな、できることが増えたら自信につながるよな、なんてことを考えてやってみることにした。
私の場合、内容からサクッときまってしまったけども、期限で切ってしまうのもありだと思う。無条件にゴールが決まるから動かざるを得なくなる。初めてのことには少し長めの期間設定がおすすめ。3ヶ月くらいが引き返したり考え直したりしながらも期限に間に合う制作ができると思う。

・実現させるために無理なく進み続けること

時間を長めに設定することはここに繋がる。短期間で猛ダッシュも確かに必要な力だと思うが私の場合はモチベーションが途切れてしまうと目標を見失ってしまうので、迷ってしまってもなんとか進み続けられそうなレベルにしている。
始めるときにはぜひプロが発信している「作り方の全行程」の解説を確認してからおおよその目安を作るといいと思う。ちなみに私は1月で動きの確定、2月で線画ラフで動きがわかるレベルにする、3月のとある日までに清書して着色して完成させる、というかなりざっくりとしたプランで進めた。

・ある程度工程ごとに目安の期間を区切ること

ここはちょっと続ける、やめるの連続で自分の優柔不断とたたかう感じになるが、理想形を深追いしすぎない、と決めたのは大きい。納得いききらないものでも、期限きたし先に進むことにしよう…と決めたものがいくつかある。大幅な手戻りは目標を遠ざける。仕事もそうだと思うが7割共有を自分の中でやっている感覚に近い。
無理矢理にでも工程が先に進むと思い描いた映像にピントが合っていく瞬間がある。その瞬間は納得いかなかったけど他を調整したら気にならなくなる、みたいな現象もありそう。実際それがあったからなんとか完成まで持っていけた。お手本のようなものと比較するためにも完成品(に近いもの)がいる、これは忘れないようにしていきたい。

先日のメンシプ記事では、ここからやるべきだったかも…なポイントにも触れてきた。次のチャレンジがカラーラフをもっとさくさく量産できるようになる、なのもこの気付きがあったから始めることを決めることができた。

個人的に一番課題が残ったのはキャラだった。

小物と背景は後付で決めたものだったのだが、それよりも最初に着手したはずのキャラが一番もっと力入れたかったのに、『力の入れ方の選択肢が多すぎて取り入れることができなかった』ということがある。これは本当に次回なにか作る時は絶対改善したいポイント。見せたい方向性が定まりきってなかったのが原因だろうなと考えている。

絵にしてもアニメーションにしても、絵作りの部分が甘いと結果的に迷子になるので、作りながら考えよう、はおすすめしない…想像以上に決めることが多かったので最初から綿密な計画を練る必要があった。本来アニメーション制作がチームで進むのもルールがバッチリ決まってて分担ができる形にもともとからデザインされているからなんだと思う。今回の私の作品はチームで作れる状態ではなかったのが不本意な部分が残ってしまったことに繋がっている気がする。

それら問題点を含めても出来ないと決め込まず、挑戦してみてよかった3ヶ月だった。

本日はメンシプ用におまけあり(最初の1枚は全体公開)


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