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三浦しをん ゆびさきに魔法20

【前号まで】
富士見商店街でネイルサロン「月と星」を営む月島美佐は、ともに働く大沢星絵が日々、柔軟な発想で新たな世界を見せてくれることを喜びながらも、自らは先輩として何かできているだろうかと悩んでいた。ある日、思い切って昔の同僚である星野江利に一通のLINEを送る。

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