「文藝春秋」表紙の言葉|松村公嗣
「苺」
甘酸っぱい香りと真っ赤な色が目に入ると、しばし時が止まります。小学生の頃、いちご畑を訪れ、人間や動物の排泄物が肥料になっているのを目の当たりにしてショックを受けました。美味しくいただいているものが、こうしたサイクルの中にある不思議を受け入れることに時間はかかりましたが、今ではその美しさも含め大好物です。
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