同級生交歓 開成中学・高校 平成2年卒
人の一生を左右するのは校風か、学歴か、友人か。意外な組み合わせ、納得の顔ぶれが並ぶ“誌上同窓会”。「文藝春秋」の名物グラビア企画です。
東京都荒川区 校舎前の西日暮里駅前歩道橋にて(撮影・三宅史郎)
(右から)
医療法人社団鉄祐会理事長
武藤真祐
ADKホールディングスCFO
秋山仁
東大合格者数で知られる開成学園の教育理念は「文武両道」。つまり勉強だけではない。それが最もわかるのが運動会である。中高6学年が8色に分かれ、体力と知力を尽くして競い合う。仁(秋山)とは高1時代に同じ色だった。中学から一緒にスキーに行ったり、麻雀にはまった仲間。高2以降は違うクラスだったので暫く親交が途絶えていたが、お互いに気にはなっていた。
仁は三菱商事、メリルリンチ、グリー取締役を経て現在はADKでCFOとして奮闘中。私は東大医学部に入り循環器内科医として平成時代の両陛下の侍医も務めた。現在は医療法人やヘルステックのスタートアップを経営している。2人で珍しいのは中高大に加え、海外の大学院でも同窓であること。お互いにINSEADの卒業生だと後で知って驚いた。最近は仁が30年近く続ける茶道に誘ってもらい、お互いに経営の悩みなどを語り合うようになった。(武藤)
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