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Ender-3 V2 組み立て開始

最近の住職日記にちょこちょこ書いているのですが、3Dプリンターを買いました。Ender 3 V2という、安くて精度が良いと多分言われているはずの製品です。

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日本メーカーで同じものがあればそれを買いたいところですが、これは深センのメーカーのようですね。何かを作る時、3Dプリンターで試作を重ねる工程がもはや外せないものとなっている思うのですが、そこで肝となるこうした安い3Dプリンターの市場に日本メーカーがいないというのは寂しい。もしどこかに日本製の部品が使われているのだとしても、そうじゃなくて完成品を作って欲しいなぁ。

iPhoneの中身は大半が日本製と言われた時代もありました。多分今は違ったことになっていることでしょう。アップルなんて特に内製化を進めていますから、最後に残るのはソニーのCMOSセンサーぐらいかも。それすらも、いずれは内製化したりして。

そんな具合で部品で頑張っていても使ってもらえなくなったらおしまいです。やっぱり、完成品も作って欲しい。スマホだってね、今からでもOSから開発するぐらいして欲しいです。

そんな夢物語を言いつつ、手元では現実的に中国メーカー製のEnder-3 V2を組み立てています。いろいろ理由はありますが、その中の一つは、和尚たるもの、幅広く知識と技術を習得しておきべき、と。知識の分野よりは技術の分野の方が私は向いていると思うので、いろんなものを手に入れて、使い込んで、檀家さんに聞かれたら即座に答えられる状態を維持しています。電子デバイスにたいそう偏ってはいますが。

3Dプリンターも、組み立てないといけない、というのが一つの肝でして、そのうちに完成品がどんどん売られる時代になると思いますが、その前に手に入れて組み立てて、うまく出力するにはどうしたら良いかとか、そういう体験をしておくべきだろうと思ったのです。

そして、お寺というのは、ワンオフで必要とするものが多いところ。例えば、祭壇のここのスペースに収まる賽銭箱が欲しい、とか。やけに生々しい例ですが。祭壇の大きさはお寺によって様々です。汎用品というのはなかなか難しく、お菓子の空き箱で良いサイズのものがあると、それに包装紙を貼り付けて代用したりしています。

代用できるものであればまだ良いのですが。

お檀家さんのお仏壇に置く便利グッズも、思いつけば作れます。仏壇のサイズや空きスペースもまた様々ですから、そこに合わせて拡大縮小して。

ここで重要になるのは、3Dプリンターを扱う技術よりも、印刷する元のデータを作る技術。自分で一から図面を引くというのは大変難しいものです。今のうちから、既存のデータを弄りつつ、ソフトウェアの使い方からデータの作り方まで、身につけていけたらな、と思っています。

村の大工さんみたいな存在になれたらなぁ、と。いつかはそれを生業とする人がこんな地方にも現れてくれるものと思いますが、現状ですと、大都会以外では期待できないですからね。

そんなことを思いながら、ただいま絶賛組み立て中です。

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散らかる散らかる。

組み立て前にWeb検索したら、noteについ最近同じ製品を組み立てた方を見つけて、とても参考になっています。これからEnder 3 V2組み立てる方は是非ご覧ください。

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