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iPadの調達が大変だという話

Gadgetouch(ガジェタッチ)というYoutubeチャンネルがあります。

ガジェットの中でも特にApple製品にフォーカスした回が多いチャンネルですが、当然のことながら、16日未明に発表された新型Apple Watchと新型iPadについても取り上げていました。

その中で、教育現場でiPadを調達する際の話が取り上げられていて(開始後1時間よりもちょっと前ぐらいから)、なかなか大変な現場の話が聞けました。

9月から新学年となるアメリカに在庫が持っていかれてしまっているらしいこと。日本においては6月ごろから納品がストップしていること。そもそも新型コロナのせいで世界的に需要が増していること。そんなタイミングで新型機発表で、発表前にした契約でも普通は新型機の納品になるけれど、それはいいことなんだけど、付属のケーブルの仕様が変わっていること。

などなどが問題点として挙げられました。6月にストップした納品が、年度内に引き渡しが済むといいんですけど、なんて言葉も漏れたので、これから発注を計画しているところは大変だなぁ、と。

湖西市は今月の議会で審議している補正予算が通れば、GIGAスクール構想に基づく、パソコンなのかタブレットのなのか分からないけれど児童生徒一人一台計画を前倒しで実施することになります。

個人的にはiPadが貸与されるといいなぁと考えていたのですが、大量のiPadを仕入れるのはなかなか大変そうです。でも5千台ぐらいなので、これぐらいならなんとかなるんじゃ、という淡い期待も…

付属ケーブルの仕様変更の何が問題かというと、今までは片側がUSB Type-A(今のところ世の中に一番多い端子形状)、反対側がLightning(iPadに挿さる方)となっていたものが、USB Type-AがUSB Type-C(いわゆるUSB-C)に変わったのです。学校現場でよく使われるiPadをまとめて充電する機械が、USB-Cに対応していないと使えない、というわけで、すでに配備を進めている学校においては、おそらくUSB-Aの機械が入っているはずで、今後納入されるiPadに合わせて新たにUSB-Cの機械を導入するにしても、混乱が生じかねない、と。

その辺り柔軟に対応できる機械なら問題ないですけれど、どういう仕組みなんでしょうね。外観写真を見たことがあるぐらいでよく分かりません。

私としては、学校で充電するのじゃなくて、自宅に持ち帰り家庭学習にも活用してもらって、充電も自宅で行うようにすればトラブルも減るんじゃないかと思うのですが。ただ、ランドセルの中身を減らさないと。今のままでも重すぎるのですから。

いろいろ心配しても、デバイスを納入する業者の入札時には当然納入の締め切りが設けられるでしょうから、年度内配備を目指す湖西市においては、iPadは対象外になってしまうんだろうなぁ、と悲しくなってしまいました。

iPadなら写真もビデオも楽に扱えて、先生がイメージするあれやこれやを実現するのに最も向いていると思うのですが、なんだかんだWindowsタブレットになるのかなぁ、なんて考えています。10万20万するWindowsタブレットなら性能的にも余裕があるのでトラブルが少なそうですが、安いけど性能的にギリギリの端末だとそれだけでトラブル発生の心配があります。

iPadなら一番安いモデルを買っても十分な性能が保証されているので、そういう意味でも安心なんですけれど。ただまあ、納入する業者さん的には扱いづらいデバイスかもしれません。

うちの子たちのデバイスは、何になるのかなぁ。どんなデバイスでも使いこなせる子になって欲しいと思うので、親としてはなんでもどんと来いの気持ちを強く持って、待ち構えようと思います。

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