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Apple Watchが子どもに必携デバイスになった

新しいApple Watchが発表されたタイミングに合わせ、新しい共有サービスも発表されました。通信キャリアが今のところau限定ではあるのですが、親のiPhoneにひもづける形で、子どもにApple Watchを持たせられるようになります。iPhoneまで買うのと比べると、費用面でかなり助かります。

Apple Watchだけでも通話やメッセージなど、ある程度のことは出来ます。GPS搭載ですので、どこにいるかも把握できます。腕時計ですから外す必要もなく、鞄に入れっぱなしで本人はどこかに行ってしまうことも避けやすい。緊急通報もやりやすい。

iPhoneまで買っちゃえる資金があれば、docomoとソフトバンクでも大丈夫。その際は親のiPhoneとひも付けは出来ないと思いますけれど。MVNOでも対応できるようになると良いのですが、仕組み的に無理なようです。自分でSIMカードを発行できるIIJmioは可能性があるんじゃないかといつも期待して待っているのですが、未だ実現できないようです。Appleとの契約とかもあるのでしょうかね。

親のiPhoneと紐付いていると、親のiPhoneから子どものアクティビティを参照できます。運動不足傾向であれば週末に体を動かす遊びをしてみようとか、そうしたことを何、となくの感覚ではなく、数値から判断できるようになります。

良いことづくめに思えるのですが、日本の子どもたちは毎日一日中Apple Watchをつけっぱなしにするというのは、大変難しい。

小中学校、特に公立学校では、Apple Watchをつけて登校するなんて、ましてや授業中も付けたままなんて、なかなか容認されないだろうな、と思います。個性を大切にしてくれるようになってきていると思いますが、学校に持ち込むものについてはすごく強い制限があります。「他の子と同じように過ごすための特別な事情」は考慮されますが、その子にだけプラスになるものについてはなかなか認めてもらえません。

確かに、「誰々さんはApple Watch付けててうらやましい!」となったら、家庭でも対応が大変だろうとは思います。ただ、今までそれを避けまくっていたから大変という部分もまた、あると思うのです。先生が個性を重んじてくれるようになったのと同じように、子どもたちの間でも(もちろん保護者も)、互いの個性を尊重できるようにならなくてはなりません。

誰かが持っているものを欲しがる気持ちは一旦は受け入れつつ、それでも彼・彼女・彼ら・彼女らと同一の存在である必要はないと、小学生のうちから認識できるようにしていくのに、あえてうらやましがらせる状況があっても良いのではないかと、チラッと思うのですが、子どもたちを指導する立場である先生方からは同意はしてもらえないかなぁ。

似たような機能はいずれ他社からも登場してくるでしょうし、選択肢も増えて、「子ども携帯」よりは腕時計デバイスの方がメリットが多いことにすぐに気付いてもらえると思うのですけれど。

午前中に冗談でツイートしましたが、来週にも文科省からApple Watchつけて登校OKの通達でも出されないかなぁ、なんて淡い期待をしています。メディカル面でもメリット多いからねぇ。つけさせたいなぁ。

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