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【プラモ】 タミヤ1/35 SIMCA5 を作る -1-

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こんにちは。プラモを作っています。タミヤの1/35ミリタリーミニチュアシリーズから,シムカ 5 ドイツ軍スタッフカーです。何年か前に買ったキットですが,少し組み立てて色を塗ってから熟成していました。最近になってまた作りたくなってきたので,たのしく作っています。

実車について

キットで再現されているのは,フランスのシムカ5という車です。これはイタリーのフィアット500・トッポリーノ(ローマの休日に登場した車としても知られています)をノックダウン生産したものだそうです。トッポリーノに関しては小松の日本自動車博物館で実物を見たことがあるのですが,ミニマルなかわいい車だと感じました。

キットについて

小さい頃に大叔父がくれたミニ四駆以来,久々のタミヤ製品です。ざーっと見て行くと,ABCペダルや車内のモールドなど,ほかの製品では省略されそうな部分でもきちんと再現されています。さすがタミヤです。

本キットは箱絵こそドイツ軍スタッフカーですが,パーツの組み方や塗装しだいでフランスの民間車にもなる仕様になっています。そこで今回はミリタリーカーではなく民間車として組み立てることにしました。

塗装と組み立て

GSIクレオス(グンゼ産業)の水性ホビーカラーを大筆および面相筆で塗りました。組み立てにはタミヤのニッパー,爪切り,およびMr.セメントおよびタミヤセメントを使用しています。

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大体の塗装は完了し,あとは組み立てるだけになっています。シャーシやボディはランナーについているので,ギリギリまで外さずに組み立ててみます。

1.ボディの塗装 好きな色で塗ることにしました。GSIクレオスの水性ホビーカラー;ゴールドとグリーンを混色しています。かつて図鑑で見た初代クラウンの色をモチーフにしてみました。筆塗りで2度重ね,納得のいく塗面に仕上げました。カッコ良くなるかどうかはセンスしだいですが,乾燥させたものを見ると抹茶のような自然なグリーンで,満足です。欲を云えば,もう少しホワイトを混ぜても良かったかもしれません。

2.足回りの塗装と組み立て

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説明書を見ると,シャーシ関連の塗装は全てフラットブラックが指定されています。今回は鉄板むき出しにしたかったので,ガサガサとした質感をグレーにシルバーを混ぜた色で再現しました。サスペンションなどはある程度まで接着してから塗装しています。排気管なども焼鉄色や黒鉄色でアクセントを入れました。ほとんど想像で塗っているので,サスを取り付けた後にフラットブラックで塗装した部分もあります(^^;

それにしてもタイヤが細いですね。クラシックカー感あります。

3.内装の塗装と組み立て

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アクシデントが発生。シートのパーツが折れてしまいました。プラスチックの板で補強してはありますが,ご覧のような状態です。今後,微調整していきます。多少は汚くなるかも知れませんが,ここにはドライバー人形をのせる予定なのであまり気にしないことにします。

内装は主にホワイト,黄土色,フラットベースを混ぜて明るいクリーム色にしました。本来はつや消しブラックで塗るはずのシフトレバーやハンドルも,ウッドブラウンとホワイト,シルバー,フラットブラックで塗り分けました。明るい感じを出せたかと思います。

件のシートですが,木工用ボンドを水で溶いたものをパーツに塗り,ティッシュペーパーを貼り付けています。そのうえで塗装を行うことで,布の質感を出そうとしました。

4.ドライバー人形の加工と塗装

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小っちゃなドライバー人形が附属しています。元はドイツ兵の人形でしたが,制帽を削って髪に変更。ブーツのモールドも削り,ワイシャツ姿・ジーンズ姿の紳士にしています。靴もウッドブラウンで塗装しました。

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胴体,両腕,首を別々に塗装してから接着しました。肌色はクリヤーレッド,つや消しホワイト,クリームイエローなどを混色しています。唇には少しレッド系を多めに混ぜて再現しました。髪の流れも濃淡で表現していますが,目については陰影で十分な雰囲気が出たので,これ以上の塗装はしないことにしました。

名前はフランス風にピエールとでもしておきましょうか。本来は若者だったようですが,面相筆でひげを描くと20歳くらい老けました笑 今後はシャツも塗っておこうと思います。


最後までお読みいただきありがとうございました。今回は取り敢えずここまで。次回で完成してしまうかも知れませんね...。

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