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変化球の握り方【フォーシーム・スローカーブ・スラーブ・スクリュー・フォーク(特殊)・フォーシームチェンジアップ・カットボール】
ピッチャーをする人は変化球に興味津々ですよねw
その気持ちめちゃわかります^_^
なので今までTwitter内で紹介した、僕が投げてきた、もしくは練習してきた、そして教えていただいた変化球の握り方をまとめさせていただきました。
ただ単にnoteに転載するだけではしょうもないので、投げるときの僕なりのコツを少し付け加えてお届けします。
フォーシーム
まずは普通にストレート、いわゆるフォーシームの握り方と注意する握り方です。
【#ピッチャー】ストレートは指の幅で速くなったり、遅くなったり、指にかかったり、かかりにくかったりします。意外と適当に握ってる人多いんで確認して下さい。だいたい指1本分くらいあけてると総合的に1番いい感じです。
— 前田祐二@野球指導系ツイート (@N2BBj58WguVliY1) March 23, 2020
逆にあけすぎるとスピードでないし指にかかりにくかったりするんで注意です。 pic.twitter.com/IeMqSBxdIk
ストレートを投げるときの注意点というか意識するところは、リリースの最後の最後を爪でおこなうことです。
これのTweetも貼っておきます^_^
【#ピッチャー】ボールを指の腹で離す感覚よりも、爪の先で切る感覚を持っていると回転数が上がってきます。
— 前田祐二@野球指導系ツイート (@N2BBj58WguVliY1) March 2, 2020
硬式、軟式は関係なくどちらも同じです。
学生のときから僕のまっすぐは球速よりも速く感じたらしいですが、それは回転数が多かったことと出所が見えにくかったためです。 pic.twitter.com/CTuZruikMR
スローカーブ
これは星野伸之さんに教わった握り方です。
【#スローカーブ】伝説のスローカーブの名手、星野伸之さんから教えていただいたスローカーブの握り方。
— 前田祐二@野球指導系ツイート (@N2BBj58WguVliY1) March 24, 2020
『ボールの半分より下で握るけど、感覚としては指の上に乗せてるだけ。そのまま腕振れば投げれるよ』
投げれませんw
プロ野球選手特有の感覚ですね。
ただ星野さんの投げ方真似したら投げれるw pic.twitter.com/8flza2Rlag
このコツはぶっちゃけわかりません(^^;;僕自身、自分の投げ方では投げれなかったので。。。
教えていただいた時に星野さんが『ボールが手の上に乗ってると思って腕を振るだけ』とおっしゃっていたので、ひねるとかはしなくて大丈夫です。
星野さんの投げ方を真似したらなぜか投げれます^_^どうしても投げたい場合は星野さんのピッチングフォームを真似しましょう!
スラーブ
僕の得意球です。スラーブに関してはほぼ投げたいところに投げれます。
【#スラーブ】僕の得意球であるスラーブのコツ。
— 前田祐二@野球指導系ツイート (@N2BBj58WguVliY1) March 25, 2020
1番大事なのが握り方。
人差し指は縫い目の内側に沿ってかけて、中指は第1関節すべてを縫い目をまたぐようにして握る。
これで最大限の回転がかけられる。
リリースポイントが前だと手元で急激に曲がり、リリースが後ろでも大きく曲がってくれる。 pic.twitter.com/6zkO6pGbrB
僕は鋭い変化球より大きく右バッターの内側に切れ込んでいくスライダー、もといスラーブを好んで投げてましたので『リリースの瞬間に腕全体、むしろ体全体をひねる』意識で投げてました。
スクリュー
僕がプロに入ってから覚えた変化球で、恩師とのSTORYがある思い出深い変化球です。
【#スクリュー】僕がプロ野球選手になってから覚えた変化球です。
— 前田祐二@野球指導系ツイート (@N2BBj58WguVliY1) March 27, 2020
これを教えてくれたのは元ヤクルトの中継ぎエースの山本樹さんです。
『教えてもいいけど肘やるリスクは覚悟しろ』
と言われ、
「今の能力だけで抑えられるほど甘くないし、一花咲かせられるなら」
と答えた思い出深い変化球です😁 pic.twitter.com/4L8Bk8XM6B
投げ方のコツとしては、例えば右バッターのアウトローに投げたい場合、そこをイメージして腕を振ってしまうとだいたい抜けてしまいます。
だからリリースするときにアウトローに投げたくても真ん中低めを狙って投げるといいです。
あとリリースの時は、「手首だけ」を寝かして真横にスライドさせるようにしてみてください。
※肘に猛烈な負担があります
フォーク(特殊)
手が小さく、指も長くない僕がフォークを投げたいがために辿り着いた4本指でのフォークの握り方です。
【#フォーク(特殊)】元近鉄の野茂英雄さんに憧れてどうしてもフォークが投げたかったんですが手が小さくて1度諦めました。が、4本ではさめば投げられることに気付き元オリックスの加藤大輔さんにも教えてもらって辿り着いたフォークの握り方です。
— 前田祐二@野球指導系ツイート (@N2BBj58WguVliY1) March 30, 2020
でもフォーク自体が肘に負担あるんで封印しました。 pic.twitter.com/djZo94hLwC
普通のフォークの握りだとリリースのときに手首を立てる必要がありますが、4本指だとそこまで意識しなくても大丈夫です。
フォーシームチェンジアップ
当時オリックスのエースだった金子千尋さんが得意としている変化球の握り方です。
【#フォーシームチェンジアップ】フォーシームと同じ回転を中指と薬指でかける変化球です。
— 前田祐二@野球指導系ツイート (@N2BBj58WguVliY1) March 28, 2020
ストレートに比べて球速が勝手に遅くなるのでバッターが目の錯覚を起こしてくれます。
結構簡単に空振りがとれるし負担も少ないのでオススメです!
※変化させようとしないように注意です。普通に投げるだけ pic.twitter.com/F1fZaMofz7
まっすぐと同じように投げると指の力の違いで勝手に遅くなるので、落とそうとか抜こうとかしないように薬指と中指でストレートを投げる意識を持つとOKです。
カットボール
ストレートとほぼ変わらない球速で少し曲がり、本来はバットの芯を外す変化球です。
【#カットボール】ストレートとほぼ同じ球速で少し変化する変化球の握り方です。ボールの切り方によってはスラッターにもなります。
— 前田祐二@野球指導系ツイート (@N2BBj58WguVliY1) March 29, 2020
僕はストレートより10キロくらい遅く真横にスライドするようなカットでした。ときたまめちゃくちゃ曲がりが大きくテレビ中継ではよくスライダーと間違われました(^^;; pic.twitter.com/xvWCEcmaFC
Tweetにも書いてますが、ボールの切り方によっては流行りのスラッターにもなりえます。
カットボールはまっすぐよりも腕を振る意識と、リリースのときの指の感覚を大事にしましょう。
まとめ
いかがでしたでしょうか??
普通なら聞かれたときにしか教えない変化球の握り方と投げ方のコツですので、気になるものがあれば試して自分なりに試行錯誤していってもらえたらと思います。
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それではまた。
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