あの日のこと - The Escape.-
今日は、俺に影響を強く与えた存在について控える。
しかし、あれから何年経つんか。
……。俺はな、そんときに決めたんや。
何を差し置いても、そいつの意思を最優先事項にする、……ってな。
一切の関係性断絶を、そいつ自身が何よりも望んでる以上、俺としては、その要望に全力で応えるのみや。
この一大事を、あれからずっと俺は心に真剣に留めて生きてる。これが生き様の問題やからこそ、他者の知るところか否かまでは俺は一切知らんが。
だから、本当は赦してもらいたいし俺のことを認めてももらいたい一方で、そのときからの一切の関係性断絶について当然に俺は納得している。
ゆえに、あれからずっと猛省している。
そいつはな……、「そんなもんで猛省した気になってんなよ。」辺りでも吐いてそうな奴なんやからな。
それどころか、「ンなもん知るか、俺には全然関係ない。」辺りでさえ吐いてそうな奴なんやからな。
というか、「“せんど言うたやろが。”」ってんのを俺は平成年間のうちに直接持ち出されてるからな。
真剣に話を持ち出して強敵相手に互角どころか一枚も二枚も上手で渡り合える、そんな奴やからな。
俺なんかとはレベルというか格が違うで、格が。
格の違いってやつをな、ド三流は、そいつに見せてもらえ。三下に喧嘩上等、時間もない中ご苦労なこった。
とまあ、今は令和06年10月30日午後18時50分。問題山積で相も変わらず模索中な毎日やし、一筋縄ではいかんことばっかり起こる人生やけど……、そいつとの約束を忠実に守って生涯を全うするためにも、俺は、俺だけは、「今、何をすべきなのか。」というのをも今も変わらず考えて生きてるわ。
釈迦に説法、猫に小判、テレビの部屋に猫騙し、地球に宇宙に巡り合い、ちょうど時間となりました、……っと。
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