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Googleアナリティクスを触ったことない人でもGAIQは取れます

GAIQはどんな資格か

Googleアナリティクス個人認定試験(GAIQ)は、Googleアナリティクスの習熟度を認定する資格です。

Googleアナリティクスの機能に関する用語やデフォルトの仕様などについて、多肢選択式の問題に回答していきます。
実際の画面操作が必要な場面は無いので、Googleアナリティクスを触ったことがなくても知識があれば合格を目指すことが可能です。

試験は90分、70問で8割(56問)以上正解で合格です。
不合格となった場合は、24時間経つと再試験でき、何度でも挑戦できます。
そして無料です!

資格の有効期限は12か月なので、継続する場合は再度試験に合格する必要があります。

IT業界経験者には難しくないはず

Googleアナリティクス独自の用語ではないIT関連の言葉(セッション、チャネル、トラフィック、トラッキング、等々)も豊富に問題文や選択肢に出てくるので、IT業界自体が初めてという人は覚えることが多いかもしれないです。

IT業界の経験があって上記の言葉もイメージがつくような人であれば、Googleアナリティクスにまつわる部分を覚えるだけなので、学習コストはぐっと抑えられると思います。

実際に学習した流れ

学習前の私の状態

  • Googleアナリティクスは触ったことがない

  • IT業界は十年以上いて、システム運用経験や、WebやNW系などの知識はもっている状態

  • 直前にTableau(BIツール)の学習を少ししていたので、「ディメンション」とかはそのおかげで知っていた

①公式のアナリティクスアカデミーコースを受講

とにかくGoogleアナリティクスの知識は全くなかったので、まずは公式で提供されているアカデミーコースを受講することにしました。

初級と上級の2つがあり、いずれも動画を視聴してGoogleアナリティクスの機能や操作について学んでいけるものです。
試験対策用の動画ではないので、用語の説明はいちいちされません。

私は初級を全部と、上級は半分ほど見て、頻繁に出てくる用語で重要そうなものはネットで調べて意味を掴むようにしました。

この時点で半日ほど使いました。
概要はつかめたかなというくらいで、まだ少しぼんやりとした知識レベルではありました。

②1回目の受験~復習

翌日午前中に1回目の受験に挑戦、結果は46問正解(65%)で不合格でした。

初回の受験の目的は実際にどのような問題が出るかの把握のためだったので、問題を解きながら問題文と自分の回答をテキストエディタにメモしておきました。
試験時間は90分ですが、メモしながらやっても1時間ちょっとで終わり、制限時間としては余裕がある方だと思います。

GAIQの過去問解説をされているサイトがあるので、自分がメモしたものと照らし合わせて自己採点をし、解説を読んで復習をしていきました。

半日程度かけて復習をしていき、この時点でだいぶ用語に関する知識が頭に入ったと実感できました。

注意点として、過去問解説サイトは公式が発信しているものではないので、誤った内容が書かれている場合もあります。
実際、試験後に出た正解数と自己採点での正解数が合わなかったり、解説の中で正解とすべき用語ではないものに正解のマークがついているケースも見受けられました。

ですが大半の解説には問題がなく、学習する中で大変有用な情報なので、そのようなことも発生しうるということを頭の片隅において、利用されれば問題ないと思います。

③2回目の受験→合格

翌日2回目の受験に挑み、結果63問正解(90%)で合格しました。

前日の試験と同様の問題が多く出たのでスムーズに回答できたと思います。
初見の問題に関しても、解説を見て学習した内容が出たりして、復習の効果は十分ありました。

最後に

Googleアナリティクスを触ったことが無くても、用語や概念さえ頭に入れられればGAIQの合格は可能でした。

IT業界での業務経験がある方であれば取得は難しくないと思うので、所有資格のひとつに加えてみてはいかがでしょうか。