自分のミスだけどちょっと慰めてほしい(写真データほぼ全損)(追記:古いのだけ戻りました)

これまで撮影してきた写真が収まっていた外付けHDDが読み込み不能となり、半月ほど前にデータ復旧の見積もりに出したところ、本日復旧不可の診断が返ってきてしまいました。
ディスクそのものが破損していて、例え復旧できたとしても数ヶ月か1年以上はかかって、限られたデータしか取り戻せないようです。

今まで10年以上の間見学してきた動物園・水族館・博物館・植物園・昆虫館・科学館・特別展・施設ではない風景の写真のほとんどが取り戻せなくなってしまいました。
その中には二度と同じようには開催されない特別展はもちろん、閉場してしまって二度と来場できない施設や改修してしまって二度と見学できない展示も含まれます。
これまでこのnoteやTwitter(現X)、旧ブログに見学記を書き留めておいてよかったと思う反面、見学記を書くのをさぼらなければよかった場所も、見学記に載せていない貴重な展示もたくさんあります。

むろん、HDDを早く買い替えていれば、もしくはクラウド上に保存していれば避けられた事態です。本当にただの私の怠慢です。
それでももし哀れに思っていただければ……という慰めを欲しているところです。

これはかろうじてPC本体に保存されていた写真のひとつ、福井県立恐竜博物館の2010年の特別展「アジア恐竜時代の幕開け-巨大恐竜の進化-」のときのルーフェンゴサウルスの前肢です。このときは携帯電話で撮影していたはずです。
なんだかHDDの中身に手を振って別れを告げているように見えて悲しいですが、それでも残ってくれた貴重な写真です。

HDDは長期解析を依頼して少しでも写真が戻ってくるのを気長に待ちながら、また色々なところを新たな気持ちで巡り撮影していきたいと思います。先日も、手元に写真がないのは寂しいと思って国立科学博物館に行き真剣に写真を撮っていったところ、こんな展示もあったのかと新たな発見をいくつかすることができたのでした。

そのうちのひとつ、人類の足跡を追ううえで重要な証拠になるので古生物展示ではなく人類学展示のエリアにあるマンモスの歯です。

次の目的地は大型の水族館にしたいと思っています。葛西はペンギンの展示を休止しているところなので他になりそうです。

追記:
古い外付けHDDがまだあるのを見付けて、調べてみたらきちんと当時の写真が残っていました!これは2015年9月までのものなので、ある種貴重なものが取り戻せたことになります。
ただそれ以降の写真や、特にゲームのスクショは……やはり長期解析を待ちながら周り直しです。
これからも「見返すためというより覚えるため」を意識して、しかしバックアップは的確に残しつつ撮っていきます。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?